「キムチ」で中韓が文化衝突 平井久志 ジャーナリスト
韓国といえばキムチ、キムチといえば韓国だ。そんなキムチをめぐって韓国と中国のメディアが文化的な衝突を起こしている。 韓国の朝鮮日報は、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報が11月28日「中国のキムチ製造法が同月24日、国際標準化機構(ISO)の承認を受けて『国際標準』になった」と報じたと伝えた。...
身近になった「代替肉」 タンパク質が足りなくなる? 畑中三応子 食文化研究家
いよいよ「代替肉」が身近な食べ物になってきた。「フードテック」という用語も、耳にすることが多くなっている。食(フード)と科学技術(テクノロジー)を合わせた造語である。(上の写真はイメージ) 欧米では先端テクノロジーを駆使した食料生産と食品加工、調理やサービスの開発などが急速に発達している。この分野...
「ワンカップ大関」にダイバーシティー推進ラベル 8カ国で発売へ
大関(兵庫県西宮市)は2021年1月から、日本酒「ワンカップ大関」のラベルにダイバーシティー(多様性)のテーマカラーである6色レインボーを施した特別仕様の「ワンカップレインボー」を、8カ国で順次発売する。 世界的にダイバーシティーを尊重する気運が高まる中、海外勤務の同社若手社員が提案した。米国など...
原発事故に伴う日本産食品の輸入規制撤廃 レバノンとUAE
(写真はイメージ) 農林水産省に入った連絡によると、レバノンが12 月 10 日付で、日本から輸入する全ての食品・飼料などに課していた放射性物質検査の報告義務を撤廃した。またアラブ首長国連邦(UAE)政府も、同日付で福島県産水産物を対象にした放射性物質検査の報告義務を撤廃した。 これにより、東京電力...
豪州産羊肉も輸入停止 止まぬ中国の報復規制 小麦や綿花、蜂蜜も? NNAオ...
豪中紛争が激化する中、中国が今度はオーストラリア産羊肉の輸入を停止していることが分かった。 加工大手のオーストラリア・ラム・カンパニー(ALC)と食肉最大手ブラジル系JBSオーストラリア(豪JBS)のブルックリン工場の羊肉に対し、中国が輸入を差し止めていることが判明。オーストラリアの食肉加工会社に...
広がったキャッシュ・フォー・ワーク 被支援者の主体性強化 連載「アフリカに...
連載の前回(第5回)はアフリカの国々の購買力の向上によって、食料援助の流入が減少していることを明らかにした。しかし食料援助の減少にはもう一つの要因がある。それは国際的な動向に沿った支援スタイルの変化である。 食料援助は、第二次世界大戦後の世界規模での食料不足の解決と、米国の余剰穀物の解消のために始...