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冷凍食品出荷、家庭用が大幅増 2020年、業務用上回る
日本冷凍食品協会が21日発表した2020年の家庭用冷凍食品の国内出荷額(速報値)は、前年比18.5%増の3749億円と過去最高となった。「巣ごもり需要」が押し上げたとみられる。(写真はイメージ) 一方で業務用は14.1%減の3279億円と、1986年以来の低水準に落ち込んだ。...
22自治体でジビエ連絡協議会 振興へ施策提言 会長に平井鳥取県知事
鳥取県、山梨県など全国22の自治体は20日、シカやイノシシなど野生の鳥獣を食材として活用するジビエを振興して地方創生を目指すため、新組織「ジビエ振興自治体連絡協議会」を設立した。 この日、オンラインで設立総会を開き、会長に選出された鳥取県の平井伸治知事(写真=モニター画面内)...
甘くなかった豪州の検疫 「岐阜いちご」初荷は苦戦 西原哲也 NNAオーストラ...
(写真はイメージ) 日本からオーストラリアへの輸出産品で、これほど小さな一歩で、これほど注目された商品はない。そう言ってもあながち言い過ぎではないだろう。日本産のイチゴがこのほど、初めてオーストラリアに出荷されたことだ。 日本の農家が何十年も品種改良を重ね、世界...
那須高原ビールが香港参入 試飲会開催、足利銀が支援 NNA
地ビール製造販売会社の那須高原ビール(栃木県那須町)は香港市場に本格参入する。シンガポール、台湾に続く海外3カ所目の輸出先。17~18日の2日間にわたり、香港中心部で香港市民向けに初の試飲会を行った。同社が香港でこの種のイベントを開催するのは初めて。足利銀行香港駐在員事務所が試飲会開催に導い...
「毎日食べられる」ブランド守る コロナ禍で安心求める消費者に 信州ハム・宮坂...
1947(昭和22)年に前身の久保商店が設立されてから、信州・上田でハム・ソーセージを作り続けて75年目を迎える信州ハム(本社・長野県上田市)。コロナ禍で大きく変わる食品市場への対応について、宮坂正晴社長に話を聞いた。 ―新型コロナウイルス感染拡大で食生活が大...
地域で守る農業用水 水資源循環の重要性実感 田中夏子 長野県高齢者生活協同組...
(写真はイメージ) 7年前から東京と長野県を行き来しながら、小さな農業を始めた。周りの山の森林から吹き寄せられる落ち葉や、卵の共同購入先の平飼い養鶏農家さんからいただく鶏糞を利用した土づくりをしている段階だ。 田んぼづくりは、敷地に隣接する放棄棚田を回復して挑戦...
学生が活躍するまち イベント参加や子ども支援 陣内純英 西海みずき信用組合理...
最近、大学生や高校生とかかわる機会が増えた。一つは、昨年夏の豪雨で被災した熊本県の人吉・球磨地域支援の取り組みだ。西海みずき信用組合が、長崎・佐世保の飲食店とともに行っている支援活動(えん卓プロジェクト)に佐世保西高の皆さんが参加してくれた。「総合的探究の時間」という学習科目なのだそうだ。<...
だしパック付きカップめん発売 明星食品
明星食品(東京都渋谷区) は、カップめん「明星 麺とスープだけ 黄金鶏油(おうごんチーユ)中華そば」を発売した。希望小売価格は230円(税別)。 麺を湯で戻す間、枕崎産かつお節粉末や、利尻産利尻昆布粉末などが入った「だしパック」をカップの中に入れて、魚介だしをとる。徳島県産の...
JR東のジュース店オープン シンガポールに海外1号店 NNA
JR東日本は15日、シンガポール西部でジューススタンド「ハニーズバー」の海外1号店を開業した。(写真:左は店舗イメージ=同社提供) 駅構内の小売事業「エキナカ」のブランドを海外で展開する計画の一環。他国進出も視野に入れているが、まずシンガポールで出店数を増やしていく方針だ。<...
コロナ禍で変わるパン消費 家庭用、業務用で明暗 加藤肇 矢野経済研究所フード...
2020年春先から拡大した新型コロナウイルス感染症は国内で大流行し、4月の緊急事態宣言発令以降、国内景気は急速に悪化した。緊急事態宣言解除後は、旅行や飲食を対象としたGoToキャンペーンをはじめ、政府によるさまざまな経済対策の効果もあって、国内景気は徐々に回復に転じたが、11月以降は再び後退...
7月30日は「消費生活協同組合の日」 日本生協連が登録
日本生活協同組合連合会(日本生協連)は13日、毎年7月30日を「消費生活協同組合の日」として登録したと発表した。消費生活協同組合法(生協法)の公布日である1948(昭和23)年7月30日に基づいて一般社団法人日本記念日協会に申請し、認められた。(写真=生協法の施行を知らせるポスター)...
沖縄鶏卵の輸出拡大 シンガポール向け、日系レストラン出店で NNA
沖縄県産の鶏卵のシンガポール向け輸出が急拡大している。日本の財務省の統計によると、沖縄から同国向けに輸出された鶏卵は2020年に約128㌧となり、前年の約11㌧から約12倍に拡大した。 シンガポールで日本食店を展開するENホールディングスが、県産卵を使ったメニューを提供するレ...
「時間は等しく流れているのか」 2回目の「震災10年」を考える 山田昌邦 共...
「震災10年」を被災地で迎えるのは2回目だ。阪神大震災から10年となった2005年1月は、共同通信神戸支局デスクとして赴任していた。そして今年3月、福島支局で東日本大震災10年に携わることになった。 10年が過ぎても、震災で家族や知人を亡くした悲しみが癒えることのないのは阪神...
うま味たっぷり「喜多嬉かき」 「日本遺産」笠岡諸島の味 小島愛之助 日本離島...
岡山県南西部の笠岡市にあって、南は香川県、西は広島県に接し、大小約30の島々が南北に帯状に点在しているのが笠岡諸島だ。 そのうち、高島、白石島、北木島、真鍋島、大飛島、小飛島、六島の七つの島が有人島であり、面積15.36平方㌔㍍、人口1522人で笠岡市全体のおのおの11.3%...