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備蓄米3月下旬から店頭 高騰に対処、最大21万トン 週間ニュースダイジェスト(...
▼経常黒字、最大29兆円 24年、2年連続増加(2月10日) 財務省が発表した2024年の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は前年比29.5%増の29兆2615億円だった。2年連続で増加し、比較可能な1985年以降で過去最大。歴史的な円安で輸出額が膨...
食いねえ!現代版〝寿司屋台〟 中川めぐみ ウオー代表取締役 連載「グリーン&...
"本格寿司(すし)のキッチンカー"。全国的にも珍しいこの業態にチャレンジするのは、26歳の若き寿司職人、小林魁(こばやし・かい)さんだ。高校卒業後すぐに複数の寿司屋で修行を重ね、2024年に「鮨(すし)さきがけ」として独立した。江戸前寿司の原点である"屋台"を現代版に置き換えて、キッチンカーでの開...
学歴より食暦 安武郁子 食育実践ジャーナリスト 連載「口福の源」
今現在、「すこぶる健康!!」と自信を持って言えますか?今のコンディションは、これまで何をどのように食べてきたかの結果でもあります。「学歴より食暦」です。今日の食事は未来のあなたを作ります。日々の食暦を良食習慣で高めていきましょう。(画像:「身」という漢字は、胎児を身ごもっている妊婦の姿を表す象形文...
「そらいろコアラ」の距離と時間 沼尾波子 東洋大学教授 連載「よんななエコノ...
地方新聞47紙とNHK、共同通信社が地域活性化の取り組みを表彰する第15回地域再生大賞が決まった。大賞受賞団体は栃木県で活動する特例認定NPO法人そらいろコアラである。 そらいろコアラは、妊娠・出産・子育ち・子育てへの包括的な支援を行う団体である。世の中に助ける仕組みがあることを知らず、制度の隙間...
九州大学発の新興カイコ、ベトナムでブタ用ワクチン大規模実証 NNA
蚕を活用したワクチンを開発する九州大学発の新興企業KAICO(カイコ、福岡市)は1月30日、ベトナムの畜産大手ダバコ・ベトナム・グループの農場でブタ用経口ワクチン「カイコ・パウダー」の大規模実証試験を開始したと発表した。飼料に混ぜて食べさせるだけで感染症の予防が見込めるため、ワクチン投与のコストと...
農産物輸出初の1.5兆円 週間ニュースダイジェスト(2月2日~2月8日)
▼農産物輸出初の1.5兆円 24年、12年連続で過去最高(2月4日) 農林水産省が発表した2024年の農林水産物・食品の輸出額は前年比3.7%増の1兆5073億円となった。12年連続で過去最高を更新し、初めて1兆5千億円を超えた。東京電力福島第1原発処理水の放出に伴う中国の日本産水産物の輸入停止措...
コーヒー店開業3年で黒字化 山岳民族のコーヒー農園支援(下) NNA
一般社団法人のアジア自立支援機構(GIAPSA=ジアプサ、茨城県つくば市)は2021年2月、タイの首都バンコクにコーヒー店「アカメーチャンタイ・コーヒーショップ」を開業した。アカ族が住む北部チェンライ県メーチャンタイ村のコーヒー農家支援プロジェクトの一環として、村と共同で出店したアンテナショップと...
農業界に見るジェンダーフリー 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載「グリー...
女性の農業との向き合い方が変わりつつある。岐阜県で活躍する女性たちからそう実感した。日本の農業の担い手の半数近くが女性だ。仕事と家庭の両立を求められる農村社会で、女性には多くの負荷がかかってきた。家の農業以外に、農産加工や農家レストランなどで起業するスーパーウーマンも活躍しているが、「出る杭(くい...
金に輝く島の未来へ 連載「旅作家 小林希の島日和」
「金の島」と言えば、昨年7月に世界文化遺産に登録された佐渡島の金山を思う人も多いはず。 約300万年前に海底が隆起して誕生した佐渡島は、その後の火山活動で大金銀鉱脈ができたそうです。1600年ごろに相川地区で金銀山が発見され、全国から富を求めて多くの人々が佐渡を目指しました。島内では採鉱から精錬、...
挙国一致の基本計画に期待 少数与党下の農政 アグリラボ編集長コラム
石破茂首相は訪米し2月7日(現地時間)にトランプ大統領と初の会談に臨んだ。驚いたのは、会談の中身ではなく、帰国後に開口一番「(首脳会談は)1回で終わりじゃない、この後何度も何度もやるでしょう」(9日のNHK日曜討論)と言い切ったことだ。少数与党の石破内閣は苦しい国会運営を迫られており、まさしく「一...
農水省、備蓄米放出へ転換 1年以内の買い戻し条件 週間ニュースダイジェスト(1...
▼コメ2割減で増産指示 食料危機回避へ基本方針(1月28日) 政府は昨年6月に成立した「食料供給困難事態対策法」の具体的な運用を定めた基本方針案をまとめた。コメや乳製品、畜産物など対象12品目の国内供給量が2割以上減少し、価格高騰が発生した場合などを「食料供給困難事態」と規定。必要に応じ、政府が農...
新規スタートの年に 赤堀楠雄 材木ライター 連載「グリーン&ブルー」
私の住む集落では、元日の早朝から集落内の山に登り、頂上から初日の出を拝む「元旦登山」という地元公民館主催の恒例行事がある。私は役員を務めているので、今年は主催者として参加してきた。(写真:標高1333メートルの山頂から初日の出を拝んだ) 「集落内の山」といっても標高は1333メートルもあり、登山口...
ハラールラーメン 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
正月に浅草を歩き、至る所にラーメン店が新規開店しているのに驚いた。どこも訪日観光客で賑(にぎ)わっている。 浅草3丁目でフランス料理店を営む篠田朋さんに聞くと「もともとラーメン店は多かったが、外国人観光客向けの店が急増した」とのこと。特に目立つのがハラールラーメンで、コースが1万円の高級店も出現し...
「宝島のカボチャ」~孤島の種が関東の土でどうよみがえるか? 菅沼栄一郎 ジャー...
群馬県太田市の亀井秀夫さん(72)は年が明けた6日、カボチャの種を、関東地方の約20軒に郵送した。鹿児島県の南に連なるトカラ列島の宝島の知人から11年前に引き継いだものだ。 「いただいた3粒の種は、いきなり300個余りのカボチャに育ちました。生命の勢いをいただきましたが、そろそろ畑仕事がきつくなっ...