対日コメ輸出で揺さぶりも TPP復帰は困難か 米次期政権の対日通商政策
米大統領選挙で当選が確実になったバイデン氏にとって、次期政権での最大の課題は、国民の分断の修復だ。従って通商政策においても、環太平洋連携協定(TPP)復帰のような国論を割る課題に直ちに着手するとは思えない。確かにTPP離脱を決めたのはトランプ政権だが、TPPに関しては民主党の左派も強く反対しており...
豪飲料大手を欧州コーラが買収へ 業界の再編加速 NNAオーストラリア
オーストラリアの飲料大手コカ・コーラ・アマティル(CCA)を、英国を拠点とするコカ・コーラの世界最大のボトラー、コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ(CCEP)が買収する見通しであることが分かった。 (写真:シドニーの繁華街キングスクロスにある看板=NNAオーストラリア撮影) CCEPはCCA...
試される首相の「度量」 「胆力」示した農水政策研
日本学術会議が推薦した新会員候補105人のうち6人の任命を、菅義偉首相が拒否した。さらに菅政権は、日本学術会議を行政改革の対象として検証する方針だ。「学問の自由の侵害には当たらない」という政府の説明を信じたいところだが、予算や事務局定員の妥当性について「聖域なく見ていく」(河野太郎行革担当相)とい...
NZキウイで手軽に栄養摂取 ゼスプリがシンポジウム
ニュージーランド産のキウイ輸入・販売を手掛けるゼスプリインターナショナルジャパン(東京)はこのほど、東京都内でシンポジウムを開き、新型コロナウイルス感染拡大で消費者の健康志向が強まる中、キウイが持つ免疫力を高める効果や手軽に栄養摂取できる魅力について報告した。 シンポジウム前半では、ニュージーラン...
飢餓の大地の今 食料安全保障の動向 連載「アフリカにおける農の現在(いま)」...
ここまでの連載3回にわたり、穀物生産性の向上や野菜生産の増加など、アフリカで近年見られる新たな傾向について概観してきた。それを踏まえて今回着目するのは、かつての「飢餓の大地」がどのような変化を遂げてきたかである。 過去には大飢饉の発生により多くの人びとが命を落としてきたが、最近ではそういった報道を...
コロナ対策で小松菜加工に参入 ネパール出身の野菜農家
新型コロナウイルスの感染拡大で失った需要を取り戻そうと、ネパール出身の野菜農家が小松菜をペーストに加工した新商品を開発し、レストランなどへの販売を始めた。 株式会社「葉っぴーFarm」(富山県射水市)は、24棟のハウス(計35.7㌃)で小松菜などを生産している。同社のダルマ・ラマ代表(46、写真)...