「みどりの食料システム戦略」法制化へ 週間ニュースダイジェスト(6月13日~1...
農林水産省の「みどりの食料システム戦略」について野上浩太郎農相が、省内に検討室を置いて法制化を進める方針を示した(6月18日)。葉梨康弘農水副大臣は国連食糧農業機関(FAO)総会で6月15日に演説し「(同戦略により)食料・農林水産業の生産性向上と持続性の両立をイノベーションで実現する」と説明した。...
欧州議会がケージ飼い禁止求める決議 週間ニュースダイジェスト(6月6日~12日...
欧州議会が畜産分野でのケージの使用を、2027年までに段階的に禁止することを求める決議を採択した(6月10日)。欧州連合(EU)加盟の7カ国から計100万人以上の署名を集めれば、欧州委員会に立法を提案することができる制度である「欧州イニシアチブ」に基づく提案を受けた。今回は140万筆の署名が集まっ...
鶏卵汚職で第三者委が報告書 週間ニュースダイジェスト(5月30日~6月5日)
吉川元農相らが在宅起訴された汚職事件で、農水省の養鶏・鶏卵行政の公正性を検証していた第三者委員会が同省に報告書を提出した(6月3日)。調査では元農相ら事件当事者に直接話を聞いておらず、野党などから内容が不十分との批判が相次ぎ、同委員会座長の井上宏弁護士も「裁判で報告書に書いていない話がたくさん出て...
農林中金がESG投資拡大 週間ニュースダイジェスト(5月23日~29日)
農林中央金庫がESG投融資を大幅拡大する方針を発表した(5月26日)。投融資先には2030年度の温暖化ガス排出を13年度比で半減するよう求める。金融市場で大きな影響力を持つ同金庫の方針を受け、他の機関投資家にも温暖化ガス削減を投融資先に求める動きが広がる可能性がある。 食品値上げのニュース(5月2...
高収量品種の導入で成果 エチオピア、種保存では課題 連載「アフリカにおける農...
連載の第3回では南アフリカを事例に、化成肥料や改良品種、灌漑(かんがい)などの「農業投入財」の普及が単収増加をもたらしたことを紹介した。ほかのアフリカの国では高投入の農業をめぐり、どのような動きがあるのだろうか。 今回はエチオピアを事例として、改良品種や新しく導入した作物の普及と栽培、利用に関する...
立ちはだかった「検疫の壁」 豪州向け岐阜イチゴ、戦略見直し必要 アグリラボ所...
イチゴの輸出が絶好調だ。香港、台湾、シンガポール向けを中心に今年1~3月期は前年同期比99.6%増とほぼ倍増し1235㌧。3カ月間で昨年1年間の輸出(1179㌧)を上回った。甘くて大粒で柔らかい点が富裕層に人気がある。ただ昨年8月に解禁されたオーストラリア向け輸出は苦戦した。どこに問題があるのだろ...