石垣島でトマト栽培に挑む 産官学「日の丸」連合が実証研究 共同通信アグリラボ...
沖縄で高品質のトマトやイチゴの栽培に挑戦ー。高温多湿の地域では難しい野菜の栽培研究を、三菱ケミカルなどで構成する共同事業体(コンソーシアム)が石垣島で約5年間続け、低価格の植物工場システムを開発した。システムとしての販売時期や価格は未定だが、研究を通じて開発した部品や資材などを順次製品化、東南アジ...
受け入れられる契約農業 リスク回避策として選択 連載「アフリカにおける農の...
前回(第8回)は契約農業の歴史や構造、特徴について概観した。今回は現地の状況をまとめ、アフリカの契約農業の実態に迫りたい。(写真:サヤインゲンの出荷風景。コンテナに入れナイロビに輸送する。2019年7月、久保田ちひろ撮影) 筆者は主に東アフリカにあるケニアのナクル県を調査している。同県はナクル湖の...
日本9位、豪州31位の不思議 食料安保ランキング アグリラボ所長コラム
食料安全保障の水準で、食料自給率が低い日本は調査対象113カ国のうち9位、農業大国のオーストラリアは31位という少し意外なランキングがまとまった。 英誌「エコノミスト」(The Economist)の調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は、各国の食料安全保障の水準を10...
「食料安全保障指標」日本は9位 英誌エコノミストのランキング
英誌エコノミストの調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が公表した食料安全保障指標(Global Food Security Index)の最新版(2020年)によると、日本は調査対象の113カ国の中で9位だった。食料の購買力や食品の品質・安全性で高く評価された。(写真は...
豪州一番乗りは「岐阜いちご」 知事らの取り組み実る NNAオーストラリア
昨年8月に日本とオーストラリアが検疫条件に合意し、日本産イチゴのオーストラリア向け輸出が可能になったことを受けて、岐阜県がいち早く動き出した。同県のイチゴ生産者「本丸いちご本圃」とJA全農岐阜は県の支援を得て、オーストラリアが定める輸出の諸条件を解決し、25日にオーストラリアに向けて初出荷を行った...
小規模農家に利益もたらす? 広がる契約農業 連載「アフリカにおける農の現在(...
前回(第7回)は、アフリカで近年見られる傾向として、高付加価値の野菜輸出が増加していることに注目した。アフリカから輸出される農作物は、大規模農場で生産されるものもあるが、小規模農家によって生産されたものが増加しているといわれる。アフリカの農家の大半は小規模であり、小規模農家は相対的に貧困で、現金収...