鶏卵汚職で第三者委が報告書 週間ニュースダイジェスト(5月30日~6月5日)
吉川元農相らが在宅起訴された汚職事件で、農水省の養鶏・鶏卵行政の公正性を検証していた第三者委員会が同省に報告書を提出した(6月3日)。調査では元農相ら事件当事者に直接話を聞いておらず、野党などから内容が不十分との批判が相次ぎ、同委員会座長の井上宏弁護士も「裁判で報告書に書いていない話がたくさん出て...
農林中金がESG投資拡大 週間ニュースダイジェスト(5月23日~29日)
農林中央金庫がESG投融資を大幅拡大する方針を発表した(5月26日)。投融資先には2030年度の温暖化ガス排出を13年度比で半減するよう求める。金融市場で大きな影響力を持つ同金庫の方針を受け、他の機関投資家にも温暖化ガス削減を投融資先に求める動きが広がる可能性がある。 食品値上げのニュース(5月2...
高収量品種の導入で成果 エチオピア、種保存では課題 連載「アフリカにおける農...
連載の第3回では南アフリカを事例に、化成肥料や改良品種、灌漑(かんがい)などの「農業投入財」の普及が単収増加をもたらしたことを紹介した。ほかのアフリカの国では高投入の農業をめぐり、どのような動きがあるのだろうか。 今回はエチオピアを事例として、改良品種や新しく導入した作物の普及と栽培、利用に関する...
立ちはだかった「検疫の壁」 豪州向け岐阜イチゴ、戦略見直し必要 アグリラボ所...
イチゴの輸出が絶好調だ。香港、台湾、シンガポール向けを中心に今年1~3月期は前年同期比99.6%増とほぼ倍増し1235㌧。3カ月間で昨年1年間の輸出(1179㌧)を上回った。甘くて大粒で柔らかい点が富裕層に人気がある。ただ昨年8月に解禁されたオーストラリア向け輸出は苦戦した。どこに問題があるのだろ...
連携強める日豪の農業ビジネス 豪政府、州関係者座談会(上) NNAオーストラ...
昨年のオージービーフの最大の輸出先が日本となった一方で、日本産のイチゴが初めてオーストラリアに輸出されるなど、農産物貿易を巡る日豪のつながりがより強固になってきた。日本のビジネスにとって、オーストラリアの農業や市場の魅力とは何か、そしてその先にあるアジア市場をどう見るか。東京に駐日事務所を置く各州...
補完的な輸出入さらに拡大へ 豪政府、州関係者座談会(下) NNAオーストラリ...
座談会(上)に続き、日本から見たオーストラリアの農業や市場の魅力とは何か、その先にあるアジア市場をどう見るか。東京に駐日事務所を置く各州の政府代表や大使館関係者らに聴いた。(写真:ウエスタンオーストラリア州の穀物は日本が最大の輸出国=同州政府提供) ─州への投資や日本とのビジネスの具体例はどのよう...