米価暴落から水田機能守れ 転作誘導策の充実を 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
梅雨末期の再来のような大雨が田んぼを海に変える。自然の脅威は、年に一度の稲作農家の収入機会を簡単に奪う。今年はその上、米価暴落が稲作農家に襲いかかる。「生産調整が民間主導に移って以降最悪」(JA担当者)、「千葉の早場米は昨年の3割、4割安。JAなどの集荷業者が生産者に支払う仮渡金(概算金)も2割近...
米国が日本産食品の輸入規制撤廃 週間ニュースダイジェスト(9月19日~25日)
米国政府が、東京電力福島第1原発事故後の日本産食品の輸入規制を9月21日に撤廃したと農林水産省が発表した(9月22日)。福島や宮城など14県が規制撤廃対象で、福島県産のコメや各地の原木シイタケなど延べ100品目に及ぶ。政府は農林水産物・食品の輸出拡大に弾みがつくと期待するが、中国、韓国や香港など計...
用途で水源使い分け 水質や労力から選択 連載「アフリカにおける農の現在(いま...
アフリカの村落部では給水施設は十分に普及しておらず、利用し続けるには課題があることを前回報告した。一方で村落部の人びとは、給水施設が建設される前から、地域にある川や池、雨水などを利用して生活を営んできた。時には川の流れを変えたり、手掘り井戸を作ったりするなど、多様な水資源を利用し管理することで、乾...
ゲノム編集マダイ流通へ 週間ニュースダイジェスト(9月12日~18日)
京都大などがゲノム編集技術で開発した肉厚のマダイについて、厚生労働省の専門調査会は、販売と流通を届け出だけで認めることを了承した(9月17日)。品種改良が容易になり低コスト化やブランド創出につながるが、消費者に対する安全性についての丁寧な説明が求められる。「リージョナルフィッシュ」(京都市)は同日...
酒類提供制限を一部緩和 週間ニュースダイジェスト(9月5日~11日)
政府は新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の期限を、19都道府県で12日から30日に延長すると決定した。13日からまん延防止等重点措置対象となる8県では、感染が下降傾向にあれば知事の判断で、飲食店は最長午後8時まで酒類提供可能とし、午後9時までの営業も条件付きで認める(9月9日)。 全国農業協同...
問題視される技能実習制度 米国務省の人身売買報告書 共同通信アグリラボ所長 ...
「多様性と調和」をコンセプトの1つに掲げた東京2020(五輪・パラリンピック)が終わり、人権についての認識が深まったと期待したい。この開幕直前のタイミングで米政府が公表した人身売買に関する報告書は、外国人労働者の人権について問題を指摘しており、農業生産にも直結する身近な課題として真剣に受け止めるべ...