「カロリーベース」の呪縛解け 新指標創設が急務 共同通信アグリラボ所長 石井...
新型コロナウイルスの感染拡大やパラリンピックのニュースに埋没してしまったが、2020年度の食料自給率(カロリーベース)は、前年度より1㌽低い37%で過去最低の水準だった。少し前なら「自給率低下は日本の食と農の危機」と大きく報道されただろう。しかし大手メディアはそろって地味な扱いで、いわゆる「ベタ」...
オーストラリアの代替肉市場拡大 食肉業界は強く警戒 NNAオーストラリア
会計大手デロイトと食品シンクタンクのフード・フロンティアによると、2020年の代替肉のオーストラリア国内の売上高(小売りベース)が、1億8500万豪㌦(1豪㌦=約79円)を超えたことが分かった。 植物由来の肉代替製品数は200種類以上そろい、今後代替肉はオーストラリアの食肉市場の10%を占めるとみ...
スタバ、閉店前に食べ物2割引き 週間ニュースダイジェスト(8月15日~21日)
スターバックスコーヒージャパンは8月23日から全国で、ドーナツやケーキを閉店3時間前をめどに2割引きで販売し、廃棄する食品の削減につなげると発表した(8月19日)。実施の有無や開始時間は、在庫状況に応じ各店舗が判断する。値引き販売分の売り上げの一部は、NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすび...
化学肥料の価格2.8倍に トウモロコシ生産に打撃 連載「アフリカにおける農の...
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、アフリカの農村に暮らす人びとの生活のあり方や生業・家計に、大きな影響を及ぼしている。前回は、ザンビア農村部に暮らす人びとのマスクの着用や挨拶など、日常生活に見られる変化について明らかにした。 多くのアフリカの国々で、日常生活の変化に加えて、農業や消費...
深夜に「海を学ぶ」 危機感募らせたシェフたち 佐々木ひろこ フードジャーナ...
海の未来を考える約30人(7月現在)のシェフチーム、Chefs for the Blue/シェフスフォーザブルーが産声をあげたのは2017年5月のことだ。 立ち上げ当時は単なる「シェフの水産勉強会」。水産現場などの取材を通じて、私が過剰漁獲を大きな理由に日本の海から魚が激減している状況を知り、仕事...
新規就農者数が減少 週間ニュースダイジェスト(8月8日~14日)
2020年の新規就農者数は5万3740人と、前年から3.8%減ったことが農林水産省の調査結果が分かった(8月11日)。新規就農者数は15年の6万5030人がピークで、17年以降は6万人を割っている。20年は実家の農業を継ぐ「新規自営農業就農者」のうち、49歳以下が8.1%減と急減した。 雪印メグミ...