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東京の酒類提供を原則禁止  週間ニュースダイジェスト(7月4日~10日)

2021.07.12

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 政府は東京都に、4度目の緊急事態宣言を発令した(7月8日)。期限は東京五輪を挟む7月12日~8月22日。午後7時まで1組2人に限って認められてきた酒類販売が一律停止となり、飲食店には大きな打撃となる。外食大手ワタミは、東京都内の休業店舗を7月8日現在の36から、70に倍増する方向。居酒屋店舗の大半が休業することになる。
 農林水産物・食品の輸出は、5月も好調を維持した(7月6日)。


 ▽EUがプラ食器禁止(7月4日)
 欧州連合(EU)はプラスチック製や発泡スチロール製の使い捨て食器や食品容器の流通を禁止することを盛り込んだ新規則を3日に施行した。禁止対象は外食産業の使い捨てスプーンやフォーク、ストロー、皿など、海岸を汚す10品目

 ▽5月の外食支出46.4%増(7月6日)
 総務省が発表した5月の2人以上世帯の家計調査によると、支出のうち食料は7万9244円で前年同月比で、実質2.1%増加した。外食が46.4%増えたことや、調理食品の伸び(5.8%)が押し上げた。1世帯当たりの消費支出全体は、実質11.6%増の28万1063円

 ▽牛肉輸出好調(7月6日)
 農林水産省が発表した農林水産物・食品の5月の輸出額は885億円と、前年同月より31.6%増えた。畜産品は59.4%増の86億円と伸び、中でも米国やカンボジア向けの牛肉が増えた。1~5月累計では4461億円、前年同期比32.2%増

 ▽家庭用コーヒー2割値上げ(7月8日)
 UCC上島珈琲は家庭用レギュラーコーヒー製品を、9月1日出荷分から2割程度値上げすると発表した。対象は約40品目。値上げは2014年以来、約7年ぶり。コーヒー豆相場の高騰や、円安で調達コストが上昇しているため

 ▽東京の酒類提供を厳格化(7月8日)
 政府は新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、東京都に4度目の緊急事態宣言を7月12日から発令すると決定した。8月22日まで。菅義偉首相は酒類提供の厳格化を表明。対象地域では引き続き、飲食店での酒類提供を禁止とする。まん延防止等重点措置の期限が切れる北海道、愛知、京都、兵庫、福岡の5道府県の対象地域では、飲食店の酒類提供時間を緩和する

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