対応急ぐ外食・観光業界 週間ニュースダイジェスト(9月26日~10月2日)
新型コロナウイルス感染拡大に伴う19都道府県の緊急事態宣言と、8県のまん延防止等重点措置が全面解除され、飲食店の営業時間延長や酒類提供の解禁が可能となり、都道府県をまたぐ帰省や旅行が、条件付きで容認された(10月1日)。1日以降、飲食店は来客が急増、観光地もにぎわって外食や観光施設など関係業界は対...
和食に合うポルトガルのワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」
ポルトガル北西部の海とスペイン国境に接したエントレ・ドウロ・エ・ミーニョ地域のワイン生産者らで構成する「ヴィーニョ・ヴェルデ・ワイン委員会」が、対日輸出に力を入れている。 ポルトガルには魚介類やコメを使う食文化があり、天ぷらの語源もポルトガル語のテンポーラという説があるほど和食と親和性があるという...
米価暴落から水田機能守れ 転作誘導策の充実を 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
梅雨末期の再来のような大雨が田んぼを海に変える。自然の脅威は、年に一度の稲作農家の収入機会を簡単に奪う。今年はその上、米価暴落が稲作農家に襲いかかる。「生産調整が民間主導に移って以降最悪」(JA担当者)、「千葉の早場米は昨年の3割、4割安。JAなどの集荷業者が生産者に支払う仮渡金(概算金)も2割近...
米国が日本産食品の輸入規制撤廃 週間ニュースダイジェスト(9月19日~25日)
米国政府が、東京電力福島第1原発事故後の日本産食品の輸入規制を9月21日に撤廃したと農林水産省が発表した(9月22日)。福島や宮城など14県が規制撤廃対象で、福島県産のコメや各地の原木シイタケなど延べ100品目に及ぶ。政府は農林水産物・食品の輸出拡大に弾みがつくと期待するが、中国、韓国や香港など計...
用途で水源使い分け 水質や労力から選択 連載「アフリカにおける農の現在(いま...
アフリカの村落部では給水施設は十分に普及しておらず、利用し続けるには課題があることを前回報告した。一方で村落部の人びとは、給水施設が建設される前から、地域にある川や池、雨水などを利用して生活を営んできた。時には川の流れを変えたり、手掘り井戸を作ったりするなど、多様な水資源を利用し管理することで、乾...
ゲノム編集マダイ流通へ 週間ニュースダイジェスト(9月12日~18日)
京都大などがゲノム編集技術で開発した肉厚のマダイについて、厚生労働省の専門調査会は、販売と流通を届け出だけで認めることを了承した(9月17日)。品種改良が容易になり低コスト化やブランド創出につながるが、消費者に対する安全性についての丁寧な説明が求められる。「リージョナルフィッシュ」(京都市)は同日...