在留外国人旅行に期待 母国語での情報発信効果も 郭秋薇 アジア太平洋研究所研...
2019年に関西国際空港の外国人入国者数は開港以降初めて年間800万人超となったが、コロナ禍によりインバウンド需要はほぼ消滅し、いまだに回復の見通しが立たっていない。 しかし、人間には旅をする本能があるといわれている。ワクチン接種の普及と治療薬の開発によりパンデミックが克服されれば、インバウンド需...
地方支援の交付金設置へ 週間ニュースダイジェスト(11月7日~13日)
岸田文雄首相が特別国会で第101代首相に選出され、第2次岸田内閣を発足させた。金子原二郎農相は再任(11月10日)。11日に本格始動した同内閣は「デジタル田園都市国家構想実現会議」を初開催。首相は経済対策で地方の課題解決を支える交付金を新設すると述べ、スマート農業の推進にも意欲を示した。 国連気候...
日本の2品がスーパーゴールド受賞 ワールド・チーズ・アワード2021
スペインで3日開かれた「ワールド・チーズ・アワード2021」で、45カ国から出品された4079品のチーズの中から、日本のナチュラルチーズ工房「アトリエ・ド・フロマージュ」(長野県東御市)の「翡翠(ひすい)」と、「ニセコチーズ工房」(北海道ニセコ町)の「二世古 椛【momiji】」の2品が、88品に...
温暖化対策を各国が議論 週間ニュースダイジェスト(10月31日~11月6日)
20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で各国首脳らは、世界の温室効果ガス排出量を「今世紀半ば」に実質ゼロとする目標を宣言したが、具体的な期限を明示する合意はできなかった(10月31日)。続く国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)では、首脳らが議論を継続する一方、温室効果ガスの吸収...
「地域の担い手」へ活躍期待 増える外国人居住 沼尾波子 東洋大学教授
日本で暮らす外国人は約289万人(2020年末、入国管理庁統計)。2000年の170万人から100万人以上も増加した。感染症の影響で昨年は多少減少しているが、人口の約2.3%を占める。 割合では少なく思えるが、外国籍人口を経済協力開発機構(OECD)加盟33カ国で比較すると、日本はアメリカ、ドイツ...
飲食店への時短要請解除 週間ニュースダイジェスト(10月24日~30日)
東京都と埼玉、千葉、神奈川の1都3県と大阪府は、新型コロナウイルス対策で出していた飲食店に対する営業時間の短縮要請を全面的に解除した(10月25日)。残る沖縄県の自粛要請も11月1日に解除され、全国で経済活動が本格化する。しかし夜間帯の飲食店への客足の戻りは鈍く、外食産業などの各社は営業再開に慎重...