ウナギ稚魚を番号管理へ 週間ニュースダイジェスト(10月17日~23日)
水産庁は、水産物に番号を割り振り取引記録を追えるようにする新規制の対象を、アワビ、ナマコと、ニホンウナギの稚魚であるシラスウナギの3魚種とする方針を決めた(10月21日)。違法に漁獲された水産物の不正流通を防ぐためで、意見公募を経て正式決定する。シラスウナギは乱獲や生息環境の悪化で減少して価格が高...
再利用や節約で使用抑える 雨水は生活用水の要 連載「アフリカにおける農の現在...
今回はアフリカの農村で、水源から得た水をそれぞれの世帯が工夫して活用する状況を紹介し、水の利用について理解を深めていきたい。(写真:川で洗濯をする女性たち=モザンビーク、2019年10月3日、近藤加奈子撮影、以下同) 生活を営む上で、水を必要とする場面は多々ある。世界保健機関(WHO)は1日に必要...
コメの需給対策争点に 週間ニュースダイジェスト(10月10日~16日)
衆院は本会議で解散され、事実上の選挙戦に入った。政府は臨時閣議で10月31日投開票の衆院選日程を決定した(10月14日)。農政では、主食用米の需給緩和への対応が問われ、与野党は公約の中心に2021年産米の需給対策を据えた。21年産の9月の相対取引価格は、全銘柄の平均が前年同月比で約12%下落した(...
「持続可能な食料生産・地域」に向け行動を JA全中・東農大・共同通信がシンポ...
株式会社共同通信社は14日、全国農業協同組合中央会(JA全中)、東京農業大学と共催で、オンラインシンポジウム「SDGs『国消国産の日』を契機に、持続可能な食料生産・暮らしやすい地域社会について考え、行動する」を開いた。 冒頭で中家徹JA全中会長が、世界食料デー(国連制定)の10月16日を国消国産の...
日本の食料安保指標8位 英誌エコノミスト21年ランキング
英誌エコノミストの調査部門であるエコノミスト・インパクト(Economist Impact、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットから改称)が公表した食料安全保障指標(Global Food Security Index)の最新版(2021年)によると、日本は調査対象の113カ国の中で8位となり...
金子新農相、米価下落対応「速やかに」 週間ニュースダイジェスト(10月3日~9...
岸田文雄内閣が発足し、農林水産相に金子原二郎参院議員が就任した(10月4日)。金子農相は就任記者会見で、2021年産米の価格下落が懸念されている問題で、具体策を検討する考えを明らかにした(10月5日)。コメの需給対策は、岸田文雄首相が10月4日に対応を指示。自民党は無利子融資によるコメ農家支援を衆...