オミクロン株猛威 週間ニュースダイジェスト(1月16日~22日)
新型コロナウイルス感染が国内で急拡大し、「まん延防止等重点措置」が適用された首都圏など13都県の飲食店では、営業時間や酒類提供の制限が本格化した(1月21日)。外食業界では一部で通常営業を続ける店舗はあるが、大手居酒屋チェーンなど酒類提供店を中心に、時短営業への変更や休業が相次いだ。一般企業でも従...
労働力不足で食肉加工が大幅減 豪州農業、オミクロン株が直撃 NNAオーストラ...
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の流行が、オーストラリアの食品小売業界に続き農業界に影響を与えている。畜産業界では食肉加工場の労働力不足により、先週までの今年の牛の処理頭数は10万4288頭にとどまり、前年同期の16万頭あまりから35%減少した(下のグラフ)。 青果業界は果物を収穫しても...
食品値上げ続く 週間ニュースダイジェスト(1月9日~15日)
日清オイリオグループは食用油の原料となる大豆や菜種の価格が高騰したため、ドレッシングを3~13%値上げすると発表した(1月14日)。マルサンアイも豆乳など39品目を値上げすると発表、ヤマモリ(三重県桑名市)もしょうゆを14年ぶりに値上げする方針で、身近な食品の値上げ発表が相次いだ。企業間で取引され...
生乳大量廃棄は回避 週間ニュースダイジェスト(1月2日~8日)
金子原二郎農相は記者会見で、生乳が年末年始に大量廃棄される事態を回避したと発表した(1月7日)。乳業業界のPRやコンビニ、スーパーの割引サービスにより消費が拡大する一方、乳製品工場が稼働率を上げた効果があった。日本乳業協会の宮原道夫会長も新年賀詞交歓会で、廃棄は回避できたとの認識を示した(1月6日...
社会の分断、加速の恐れ 食品値上げ相次ぎ家計直撃 共同通信アグリラボ所長 石...
年明けとともに、食品の値上げや品不足が相次いでいる。新型コロナウィルスの感染拡大による物流の混乱だけでなく、複数の要因が重なっており、春に向けてさらに値上げ品目が増えそうだ。生活必需品である食料の値上がりは格差を拡大する恐れがある。 値上げラッシュ 山崎製パンは年初に食パンと菓子パンの出荷価格を平...
RCEP発効 週間ニュースダイジェスト(12月26日~1月1日)
日本や中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など15カ国(当初は10カ国)が加盟する地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が発効した(1月1日)。輸入農林水産品に日本が課す関税の撤廃率は49~61%と、国内農業保護のためTPPの82%より低く抑え、コメなど重要5項目は関税削減、撤廃の対象から...