「持続可能な食料生産・地域」に向け行動を JA全中・東農大・共同通信がシンポ...
株式会社共同通信社は14日、全国農業協同組合中央会(JA全中)、東京農業大学と共催で、オンラインシンポジウム「SDGs『国消国産の日』を契機に、持続可能な食料生産・暮らしやすい地域社会について考え、行動する」を開いた。 冒頭で中家徹JA全中会長が、世界食料デー(国連制定)の10月16日を国消国産の...
日本の食料安保指標8位 英誌エコノミスト21年ランキング
英誌エコノミストの調査部門であるエコノミスト・インパクト(Economist Impact、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットから改称)が公表した食料安全保障指標(Global Food Security Index)の最新版(2021年)によると、日本は調査対象の113カ国の中で8位となり...
米価暴落から水田機能守れ 転作誘導策の充実を 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
梅雨末期の再来のような大雨が田んぼを海に変える。自然の脅威は、年に一度の稲作農家の収入機会を簡単に奪う。今年はその上、米価暴落が稲作農家に襲いかかる。「生産調整が民間主導に移って以降最悪」(JA担当者)、「千葉の早場米は昨年の3割、4割安。JAなどの集荷業者が生産者に支払う仮渡金(概算金)も2割近...
北朝鮮「食糧難」は要注意 90年代は日米韓を手玉 杉田弘毅 共同通信特別編集...
北朝鮮が食糧難である。新型コロナウイルスや昨年の水害、今夏の干ばつが原因だという。(写真はイメージ) 金正恩・朝鮮労働党総書記は6月の党中央委員会総会で「食糧事情の切迫」を認め、7月には「戦争状態と変わらない試練」と危機感をあらわにした。 北朝鮮は寒冷地にあり農業に向いていない。冷戦時代はソ連の食...
「カロリーベース」の呪縛解け 新指標創設が急務 共同通信アグリラボ所長 石井...
新型コロナウイルスの感染拡大やパラリンピックのニュースに埋没してしまったが、2020年度の食料自給率(カロリーベース)は、前年度より1㌽低い37%で過去最低の水準だった。少し前なら「自給率低下は日本の食と農の危機」と大きく報道されただろう。しかし大手メディアはそろって地味な扱いで、いわゆる「ベタ」...
出稼ぎ激減で貧困加速 繰り返すコロナ感染の波 連載「アフリカにおける農の現在...
この連載は前回の第11回まで、主に耕作に焦点を当ててきた。今回からいわばシーズン2に入り、アフリカで農をなりわいとする村の人びとの暮らしを取り巻く、病や水、燃料、森に着目していく。 12回目となる今回から3回にわたり、世界中を困難に陥れている病、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とその影...