ウクライナ危機受け緊急フォーラム 農中総研、世界と日本の食料安保を考える
農林中金総合研究所は4月13日午後、緊急フォーラム「世界と日本の食料安全保障~ウクライナ危機を受けて~」をオンラインで開く。(写真はイメージ) ファーラムでは、同研究所の理事研究員である阮蔚(ルアンウエイ)氏と、執行役員の平澤明彦基礎研究部長の2氏が講演後、オンライン参加者との質疑応答、意見交換を...
物価高に農家も悲鳴 揺れる食料安保 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
日本人の食卓と農業が物価高で大揺れだ。コロナ禍に対応するため金融緩和で投機マネーが生まれ、経済活動の再開で石油や食材原料の国際相場高が高騰している。 食料供給を安易に海外に依存する構造が直撃を受けているのだ。各種食料品は値上げラッシュ。収入が伸びず苦しい家計を記録的な食品価格の高騰が襲う。50年前...
コメを食べてもっと歩く ウクライナ危機で食料・燃料高騰 アグリラボ所長コラム
ロシアによるウクライナ侵攻は、日本の敗戦間際の絶望的な状況を連想させ胸が潰れる思いだ。追い詰められているゼレンスキー政権に同情するが、「戦争の放棄」という敗戦で得た教訓を踏まえれば、武器を送ったり義勇兵の募集に応じたりして支援するのは間違っている。 ウクライナの人々に対する支援は、厳しい経済制裁を...
ウクライナ停戦と報道の自由を求める 国際農業ジャーナリスト連盟が声明
約60カ国・地域の記者らが参加する国際農業ジャーナリスト連盟(IFAJ、事務局カナダ・ケベック)は10日、「ウクライナの人々に対する攻撃を直ちに停止し、報道の自由が回復することを強く促す」とする声明を発表した。 声明は、ウクライナとロシアで起きている身体的な危害や報道活動の制約に強い懸念を示した上...
実用化近づく培養肉 コストダウン進む 前田佳栄 日本総合研究所創発戦略センタ...
代替肉が一層の盛り上がりを見せている。植物肉を使った商品の販売に関するニュースを目にすることが増えており、後発である培養肉についても実用化が近づいている。(写真はイメージ) 牛や豚などの家畜から採取した細胞を人工的に培養して作られる培養肉が、「本物の肉」として注目されている。 世界で初めて培養肉が...
栽培技術改良や品目転換が急務 気候変動は農業変える「チャンス」 前田佳栄 日...
昨年のノーベル物理学賞は、気候変動の予測に取り組んだ真鍋淑郎・米プリンストン大上席研究員ら3人に贈られた。 地球大気の物理モデルの開発により、二酸化炭素の濃度上昇が地球温暖化につながるという、現在につながるシミュレーションの基礎を確立したことが評価されたものだ。 昨年9月にIPCC(Intergo...