消費者の関わりが重要 食料安保強化で指摘 農中総研、ウクライナ危機受け緊急フ...
農林中金総合研究所は7月20日、緊急フォーラム「世界と日本の食料安全保障を考える~ウクライナ危機長期化を受けて~」を開き、オンラインで約500人が参加した。 同研究所理事の阮蔚(ルアンウエイ)研究員(中央右)は「緊迫化する世界の食料需給」と題して主要穀物の国際需給について講演し、「小麦相場の高騰と...
栄養素で考えたい食料自給率 タンパク質に着目する北欧 アグリラボ所長コラム
ウクライナ戦争や新型コロナの感染拡大で食料自給率に対する関心が高まり、政策課題として参院選の焦点の一つにもなった。しかし、相変わらず「先進国最低の37%」という数値が独り歩きし、一般論として国内生産の重要性が認識されても、具体的な議論が深まらない。(写真:デンマークの穀倉地帯。タンパク質の完全自給...
気になる軍拡志向 食料安保対応、平和外交を基本に 小視曽四郎 農政ジャーナリ...
収束の行方がわからない新型コロナや気候変動、長期化するロシアのウクライナ侵攻という「多重苦」で食料安全保障への関心がかつてなく高い。5月21日の国連安全保障理事会では「ロシアのウクライナへの戦争は世界の食料安保への戦争だ」(ドリビエール仏国連大使)などどぎつい発言も飛びかい、食料への世界的な緊迫ぶ...
プーチン氏笑えぬ岸田首相 食料めぐる危機感あるのか 小視曽四郎 農政ジャーナ...
ウクライナに戦争を仕掛けたロシアのプーチン大統領には側近が戦況分析で十分な情報を与えず、戦争の長期化を招いたとの見方がある。独裁化の弊害だろう。一方、岸田文雄首相。情報の不足や偏りはないのかと思ったところ「いやそうでもない。特に食料や農業とかなじみがないのか十分情報は入っていないようだ」というのは...
穀物輸出が過去最高水準 オーストラリア、港湾などインフラ限界に NNAオース...
オーストラリアの穀物輸出が好調だ。今シーズンに6190万㌧と過去最高の冬作物の生産量を見込む業界は、海外市場からの需要の高まりを受け、輸出各社はフル稼働を続けている。一方で、国内のサプライチェーンの取扱い容量は限界に近い状況とされ、今後の業界の成長にはインフラ整備が急務との声も出てきた。(写真はイ...
緊急フォーラム「世界と日本の食料安全保障」 農中総研が開催
農林中金総合研究所は4月13日、緊急フォーラム「世界と日本の食料安全保障~ウクライナ情勢を受けて~」を開き、オンラインで約330人が参加した。食料需給だけでなく、環境政策、貿易・投資、金融など国際的な経済秩序への影響も含め、幅広く活発に議論した。 前半では、同研究所理事の阮蔚(ルアンウエイ)研究員...