消費者の関わりが重要 食料安保強化で指摘 農中総研、ウクライナ危機受け緊急フ...
農林中金総合研究所は7月20日、緊急フォーラム「世界と日本の食料安全保障を考える~ウクライナ危機長期化を受けて~」を開き、オンラインで約500人が参加した。 同研究所理事の阮蔚(ルアンウエイ)研究員(中央右)は「緊迫化する世界の食料需給」と題して主要穀物の国際需給について講演し、「小麦相場の高騰と...
技術開発と市場拡大がポイント 目標高い有機農業 前田佳栄 日本総合研究所創発...
気候変動の緩和に向けた温室効果ガスの排出量削減や生物多様性の保全など、環境に配慮した農業の実現が喫緊の課題となっている。中でも、世界的に注目されているのが有機農業だ。 2020年5月に発表された欧州連合(EU)のFarm to Fork(農場から食卓まで)戦略では、農業生産分野の目標の一つとして、...
参院選で自民大勝 週間ニュースダイジェスト(7月10日~16日)
7月10日投開票の第26回参院選は、自民党が単独で改選議席の過半数となる63議席を獲り、大勝した。農村部も含む32の1人区では28勝4敗と、野党を圧倒した。一方で改選23議席の立憲民主党は17と苦戦し、日本維新の会は改選議席から倍増の12となり、比例代表の獲得議席は立民を上回った。 自民の60台確...
重油価格上昇でさらに普及へ 農業用ヒートポンプ、みどり戦略も後押し 下出敬士...
ビニールハウスなどを使用した施設園芸は、内部の温度調節が可能なことから、露地では栽培が不可能な時期に栽培が可能という特徴がある。特に冬季はビニールハウス内を加温することで、暖かい時期に栽培・収穫される作物を栽培できることが大きな強みで、この際は重油を使用した暖房機を用いる例が一般的である。 農業現...
まき続けた「小農」の種 山下惣一さん死去 共同通信アグリラボ所長 石井勇人
農作業に従事しながら小説やルポを発表、小規模農家の重要性を訴えて続けてきた山下惣一さんが7月10日、亡くなった。86歳。佐賀県唐津市の自宅で肺がんの療養を続けていた。 玄界灘に面した同市湊町の自宅を訪ねたのは2016年11月だった。食卓を挟んだ大型テレビに向かって、大相撲九州場所で活躍する地元の大...
通信障害がスマート農業にも影響 週間ニュースダイジェスト(7月3日~9日)
KDDI(au)が2日未明に起こした通信障害は最大3915万回線に影響を及ぼし、同社が収束を宣言するまで86時間を要し、携帯電話業界で過去最大規模のトラブルとなった。 同社の回線を使うスマート農業機器への影響も続出し、トラクターの自動操舵や各種のセンサー、農作業管理アプリなどの不具合が発生。生産現...