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ウクライナ農業支援でG7一致  週間ニュースダイジェスト(5月8日~14日)の写真

ウクライナ農業支援でG7一致  週間ニュースダイジェスト(5月8日~14日)

主要7カ国(G7)はドイツのシュツットガルトで開いた農相会合で、世界的食料危機の回避に向け、ウクライナの農業復興の支援、食料・肥料価格の国際的監視を明記した共同声明を採択した(5月14日)。声明は不当な輸出制限の抑止も盛り込み、ロシアの輸出規制を強く非難した。 国連食糧農業機関(FAO)は5月6日...

魚の付加価値を高める  資源管理下の課題に  佐々木ひろこ フードジャーナリスト(Chefs for the Blue代表)の写真

魚の付加価値を高める  資源管理下の課題に  佐々木ひろこ フードジャーナリスト...

「初回の時は、『残念だけど、このタコはうちの店で使える品質じゃない』という評価だったんです。ショックでしたね...」 北海道の西岸、留萌市苫前町でミズダコ漁を行う漁師、小笠原宏一さんが1年前を思い返して笑った。2020年の夏のこと、東京・青山のレストラン「The Burn」に自身が獲ったミズダコを...

高専とクラフトビール開発  和歌山ブルワリーの写真

高専とクラフトビール開発  和歌山ブルワリー

クラフトビールを醸造する和歌山ブルワリー(和歌山市)は、和歌山県で勉学に励む若者の知識・技術向上を目的に、国立和歌山高専(御坊市)と協定を結び、桜の酵母を使ったクラフトビール商品を学生と一緒に開発するとこのほど発表した。 御坊市道成寺の入会桜や、クマノザクラから単離した酵母を使用する。この酵母の抽...

キャンパスで養蜂  千葉商科大、地元と協力の写真

キャンパスで養蜂  千葉商科大、地元と協力

千葉商科大(千葉県市川市)は3月下旬、市川キャンパスで養蜂事業を始めた。(写真はイメージ) 花粉交配の役割を持つミツバチを迎えてキャンパス周辺の緑化や生態系維持のほか、蜂蜜の販売や地元菓子店・レストランと協力した蜂蜜使用の商品開発など、地元の活性化を目指しているという。 ハチの世話や蜂蜜の採集、商...

飢餓人口1億9300万人  週間ニュースダイジェスト(5月1日~7日)の写真

飢餓人口1億9300万人  週間ニュースダイジェスト(5月1日~7日)

世界食糧計画(WFP)などは53カ国・地域を対象とした調査で、2021年の「急性飢餓人口」が前年から4000万人近く増え、過去最多の1億9300万人になったとする報告書を発表した(5月4日)。ロシアのウクライナ侵攻前の分析結果に基づくが「依然として紛争が食料不安の最大の要因だ」と警告した。 急性飢...

「理念」共有できるか  みどりのシステム戦略の課題  アグリラボ所長コラムの写真

「理念」共有できるか  みどりのシステム戦略の課題  アグリラボ所長コラム

昨年5月に農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」を推進するための新法が4月22日に国会で可決・成立し、有機農業の拡大や化学農薬・肥料の低減など「持続可能な農業」と「地球環境の保全」の両立を目指す政策が動き始める。 ただ、自治体や農業生産者ら現場では戸惑いも多い。「何のため」「誰のため」と...