「みんなの食料安保!10,000人シンポ」開催 JAグループ
2022.10.13
JAグループ(事務局:全国農業協同組合中央会)は10月13日、「みんなの食料安保!10,000人シンポジウム2022」をオンライン併用で開催した。消費者と生産者が一緒になって食料安全保障を考えるのが狙い。会場の東京コンベンションホール(東京都中央区)に約500人が集まり、オンラインでは全国各地の学生など9750人が参加した。
主催者を代表して同中央会(JA全中)の中家徹会長が「食料自給率の低迷、異常気象による自然災害、農業生産基盤の弱体化、世界人口の増加、国際化の進展の5つのリスクがある」と述べ、日本の食・農をとりまく状況に危機感を示した。その上で、国民が必要とし消費する食料はできるだけその国で生産する「国消国産」というメッセージの意義について説明した。
東進ハイスクール・東進衛星予備校の現代文講師でJAグループサポーターの林修氏による動画解説「みんなの食料安全保障」に続いて、農林中金総合研究所の平澤明彦執行役員基礎研究部長(右)、全国農協青年組織協議会(JA全青協)の佐藤崇史会長(右から2番目)、大学生らが、食と農の未来について意見交換した。
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