「出会い財産に」独り立ちへ 日本農業経営大学校が卒業式
農業経営者教育を専門とする日本農業経営大学校は8日、東京都港区の同校で、2年間の課程を修了した15人の卒業式を行った。一部の出席者や来賓はオンラインで参加した。 卒業生は農業を営む実家や企業に就農する予定。経営の知識を生かして課題解決や規模拡大に取り組み、農業経営者としての独り立ちへスタートする。...
風評払拭のけん引役に「福、笑い」 山田昌邦 共同通信福島支局長
農作業の様子を描いた藍色の手書きイラストのパッケージが印象的だ。福島県が14年かけて開発した高級ブランド米「福、笑い」が昨秋、県内と首都圏で先行発売された。食味アンケートの結果も上々で、今春から本格的な作付けが始まる。秋にはより多くの食卓に上りそうだ。(写真:「福、笑い」のパッケージ) 福島県農業...
神の島の美味なる小魚 小島愛之助 日本離島センター専務理事
滋賀県にあるわが国最大の面積と貯水量を誇る湖、琵琶湖。ここにある有人離島が約1.5㌔の沖合に浮かぶ島、沖島である。 面積約1.5平方㌔㍍の島の南西部にある集落に約250人の住民が居住している、日本で唯一湖にある人が暮らす島である。主な産業は漁業であり、琵琶湖全体の漁獲水揚げ量の半分を担っている。 ...
コロナ禍で考える会食文化 左方倫陽 共同通信デジタル編成部ニュースチーム次長
懸念されていた新型コロナの冬季流行が、やはり起こった。 今年に入って間もなく、2度目の緊急事態宣言を発令。東京では1日の新規感染者が2000人を超える日も出た。緊急事態宣言は、東京や大阪など10都府県で3月7日まで延長になった。 今回の感染者増加の波を引き起こした主な原因は、「会食」「宴会」とされ...
「食料安全保障指標」日本は9位 英誌エコノミストのランキング
英誌エコノミストの調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が公表した食料安全保障指標(Global Food Security Index)の最新版(2020年)によると、日本は調査対象の113カ国の中で9位だった。食料の購買力や食品の品質・安全性で高く評価された。(写真は...
豪州一番乗りは「岐阜いちご」 知事らの取り組み実る NNAオーストラリア
昨年8月に日本とオーストラリアが検疫条件に合意し、日本産イチゴのオーストラリア向け輸出が可能になったことを受けて、岐阜県がいち早く動き出した。同県のイチゴ生産者「本丸いちご本圃」とJA全農岐阜は県の支援を得て、オーストラリアが定める輸出の諸条件を解決し、25日にオーストラリアに向けて初出荷を行った...