市来農芸高(鹿児島)に最優秀賞 和牛甲子園、オンラインで開催
授業やクラブ活動の一環で和牛を肥育している全国の高校生が、和牛肥育の取り組みを発表して枝肉の肉質を競い合う第4回の「和牛甲子園」が15日、オンラインで開かれ、総合評価部門の最優秀賞を鹿児島県立・市来農芸高校(いちき串木野市)が前回に続き受賞した。 全国農業協同組合連合会(JA全農)が主催する和牛甲...
今年の漢字は「結」 JA全中の中家会長
全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長は7日、新年の抱負を表す漢字1文字として「結」を挙げた。新型コロナ禍の終結、組織の結集、努力の結実、助け合いの結(ゆい)、結果を出す―の5つの意味を込めたという。 この日予定していた年頭会見で公表する予定だったが、新型コロナウイル感染対策として首都圏に...
輸出目標「2030年に5兆円」 野上農相、年頭所感で意欲
野上浩太郎農林水産相は年頭所感を発表し、輸出促進を重視する農政の基本的な考え方を示した。「産業政策と地域政策の両面から取り組む」とした上で、分野ごとの課題を列挙した。 農林水産物・食品の輸出については、他の政策とは別に冒頭で触れ、「2030年の輸出額5兆円の目標の達成に向け、事業者の後押しや、輸出...
「キムチ」で中韓が文化衝突 平井久志 ジャーナリスト
韓国といえばキムチ、キムチといえば韓国だ。そんなキムチをめぐって韓国と中国のメディアが文化的な衝突を起こしている。 韓国の朝鮮日報は、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報が11月28日「中国のキムチ製造法が同月24日、国際標準化機構(ISO)の承認を受けて『国際標準』になった」と報じたと伝えた。...
コロナ禍に生かせ「三富新田」 江戸時代から続く循環型農法 長竹孝夫 ジャーナ...
「自然回帰」に「地方移住」...こうした現象が各地で起き始めている。田舎に一戸建て物件や山を買い求める。「家族農業」や「小さな農業」も見直されている。コロナ禍社会の一つのあるべき姿を求め、江戸時代から落ち葉堆肥を使った循環型農法を実践する埼玉県南西部の「三富新田」などを歩き、暮らしのヒントを探った...
森林生態系の恩恵の評価は「東高西低」 農林水産政策研が試算
農林水産政策研究所は、山で感じる心地よい空気や景観の美しさなど、森林生態系から受ける恩恵を数値化して都道府県別に試算した。 その結果、森林生態系の評価が最も高いのは東京都、最低は高知県で、全体として東日本が西日本よりも高い傾向を示した。 気候変動や人間活動の影響によって生態系から受ける価値の損失が...