移動店舗車200台配備へ JAバンク、災害時もサービス
農林中央金庫は、金融サービスの窓口端末を車に搭載した移動店舗の導入を加速し、2025年3月までに全国で200台を導入する計画を明らかにした。金融機関の店舗やATM(現金自動預払機)の統廃合が進んでおり、地域の生活の基盤を維持・強化するのが狙い。 移動店舗(標準型)は、2㌧車に窓口端末機、印鑑照合用...
育て!定番商品 自治体アンテナショップの戦略 畠田千鶴 地域活性化センター
お土産の定番の広島のもみじまんじゅう、新潟の笹団子、沖縄のちんすこうなどが、東京にいながら、いつでも手に入る。自治体アンテナショップの魅力の一つだ。加えて、地元ではおなじみの商品でも、全国的には知られていない珍しい商品も数多く扱っている。都内アンテナショップの約40%が1000品目以上を取り扱って...
冬の「うまいもん」楽しむ 福井・敦賀の宿泊割引
福井県敦賀市は、冬の味覚の「越前がに」や「敦賀ふぐ」「敦賀真鯛」などを使った1泊2食付き宿泊プランで、割引を行うキャンペーン「敦賀うまいもん割」を始めた。 対象となるのは12の宿泊施設。1人1泊の料金が1万5000円以上で3000円、2万円以上で4000円、2万5000円以上で5000円の割引が受...
農産物輸出1兆円超へ 週間ニュースダイジェスト(11月28日~12月4日)
農林水産省が発表した今年1~10月の農林水産物・食品の輸出額は、前年同期比28%増の9734億円で、年間で初の1兆円突破が確実となった(12月3日)。新型コロナウイルスによる世界的な巣ごもり需要拡大に加え、経済活動の再開で外食需要の回復が輸出を押し上げている。品目では牛肉や日本酒、緑茶の伸びが目立...
普及始まるアクアポニックス 環境意識の高まりで 魚養殖と野菜栽培の一石二鳥
魚の養殖と野菜などの水耕栽培を融合したアクアポニックスが、日本でも普及しそうだ。飼料や肥料を減らし、都市部での生産が可能で工場などの排熱や遊休地を有効利用して「地産地消」を実践できるため、効率的な生産と環境への配慮を両立する持続可能な食料生産として、各地で起業が相次いでいる。 アクアポニックス(A...
誠意込め果物届ける 農園支える元ビジネスウーマン 山田昌邦 共同通信福島支局...
「フルーツ王国」福島県に赴任して2年余り。この間に食べた桃の数は、それまでの50余年に食べた数を上回るかもしれない。桃の「箱買い」は当たり前。福島市の郊外に出ると、季節ごとに桃や梨、ブドウ、リンゴなどを実らせた果樹園が沿道に続き、目を楽しませてくれる。 福島市飯坂町の「まるせい果樹園」もその一つ。...