地元食材にこだわったシューマイ 長岡市「にいがた縄文火焔蒸」
新潟県長岡市の信濃川流域で出土した縄文時代の「火焔(かえん)型土器」をモチーフに、ホテルニューオータニ長岡が、地元の農家、加工業者らと協業して「にいがた縄文火焔蒸し:シュウマイ」(写真)を開発、発売した。 徹底的に地元産の素材にこだわり、新潟県産の古代米と豚肉で作った餡(あん)に長岡大積のタケノコ...
暮らし支える「消えない木炭」 経済性高く、料理に合う 連載「アフリカにおける...
今回からの2回の連載では、人びとの暮らしの身近にある燃料に焦点を当てる。人は貯蔵性に優れた穀類やイモ類などのでんぷんを、主なカロリー源として生きている。でんぷんは加熱で糊化されてはじめて体内で消化・吸収されるため、私たちにとって調理燃料を確保することは、食料を維持することと同じといっても過言ではな...
農村行脚のすすめ カギ握る1人区動向 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
今夏の参院議員選挙は、自民党・岸田文雄総裁、立憲民主党・泉健太代表の命運がかかる。 参院選を前に、与野党双方のトップにはぜひ、農村・地方行脚をおすすめしたい。喧騒の都会を離れ、地酒片手に岸田氏念願の「車座」談義で生の農家の苦労や愚痴に、得意の聞き耳を立ててはいかがか。 勉強になるのは間違いないし、...
農産物輸出1.2兆円 週間ニュースダイジェスト(1月30日~2月5日)
農林水産省が発表した2021年の農林水産物・食品の輸出額は、前年比25.6%増の1兆2385億円と、初めて1兆円の大台に乗せた(2月4日)。コロナ禍に伴う巣ごもり消費に対応したインターネット販売や、小売店向けなど新たな販路が好調だったことが要因。政府はさらに25年に2兆円、30年に5兆円へと増やす...
「ゼロ・ウェイスト」社会をつくる 徳島・上勝町の試み 沼尾波子 東洋大学教授
葉っぱビジネスで知られる徳島県上勝町。この町は最近、もう一つの取り組みで注目を集める。それがゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)運動だ。 ゼロ・ウェイストとは、浪費や無駄、廃棄物をなくし、ごみを出さない生産と消費のシステムを構築していくというもの。上勝町ではこれをまちづくりの理念の一つと位置付け、2003...
家畜飼育環境で指針策定へ 週間ニュースダイジェスト(1月23日~29日)
農林水産省は家畜をストレスの少ない快適な環境で飼育するアニマルウェルフェア(AW)の推進に向け、畜産業者や食品・流通業者、消費者団体が参加する意見交換会を開き、採卵鶏や豚、牛など全畜種を対象とする指針を策定する方針を明らかにした(1月27日)。政府主導で生産者の取り組みの改善を後押しするが、販売価...