成功のカギは立地にあり 都心の自治体アンテナショップ 畠田千鶴 地域活性化セ...
銀座を歩いていると、一等地の一角で特産品を販売する路面店を見かける。自治体が運営するアンテナショップは、銀座・有楽町エリアに21店舗(8月2日現在)あり、複数店舗を回遊する人も多い。 なぜ、こんなにも「銀座界隈」にアンテナショップが集積したのか。この背景には、1990年代のバブル崩壊と2000年代...
ウナギ稚魚を番号管理へ 週間ニュースダイジェスト(10月17日~23日)
水産庁は、水産物に番号を割り振り取引記録を追えるようにする新規制の対象を、アワビ、ナマコと、ニホンウナギの稚魚であるシラスウナギの3魚種とする方針を決めた(10月21日)。違法に漁獲された水産物の不正流通を防ぐためで、意見公募を経て正式決定する。シラスウナギは乱獲や生息環境の悪化で減少して価格が高...
有機農産物「価格同等なら買う」6割 購入経験は3割止まり 日本公庫調査
日本政策金融公庫が実施した消費者動向調査によると、有機農産物や、農薬や化学肥料の使用を控えて栽培した特別栽培農産物の価格について、「一般の農産物と同等なら買う」との回答が58.4%あった。(写真はイメージ) 「3割高までなら購入する」(14.9%)と「5割高までなら購入する」(2.9%)を合わせた...
再利用や節約で使用抑える 雨水は生活用水の要 連載「アフリカにおける農の現在...
今回はアフリカの農村で、水源から得た水をそれぞれの世帯が工夫して活用する状況を紹介し、水の利用について理解を深めていきたい。(写真:川で洗濯をする女性たち=モザンビーク、2019年10月3日、近藤加奈子撮影、以下同) 生活を営む上で、水を必要とする場面は多々ある。世界保健機関(WHO)は1日に必要...
地域が高めるブランド 明治起源の大阪のブドウ 野村亮輔 アジア太平洋研究所研...
大阪税関の発表で、2021年1~4月期のイチゴの輸出が全国と近畿圏で過去最高を更新したとあった。うち、香港向けの輸出が多く、全国と近畿圏ともに全体の7~8割を占めている。(写真はイメージ) 背景として、コロナ禍で海外旅行ができず、巣ごもり需要が大きいことなどがあるようだ。また、イチゴ以外にブドウや...
会津桐の文化を橋渡し 新しい「げた」提案 山田昌邦 共同通信福島支局長
桐と日本人の歴史は長い。聖人君子の治世に鳳凰が現れて桐の木に止まるという中国の神話から、菊紋に準じて桐の花と葉を組み合わせた桐紋が平安時代から天皇の紋章として使われ、豊臣秀吉ら武将も好んで使用。現在は日本政府の紋章として、パスポートや500円玉にも桐の図案があしらわれている。桐材も、げたやたんすか...