「ゼロ・ウェイスト」社会をつくる 徳島・上勝町の試み 沼尾波子 東洋大学教授
葉っぱビジネスで知られる徳島県上勝町。この町は最近、もう一つの取り組みで注目を集める。それがゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)運動だ。 ゼロ・ウェイストとは、浪費や無駄、廃棄物をなくし、ごみを出さない生産と消費のシステムを構築していくというもの。上勝町ではこれをまちづくりの理念の一つと位置付け、2003...
家畜飼育環境で指針策定へ 週間ニュースダイジェスト(1月23日~29日)
農林水産省は家畜をストレスの少ない快適な環境で飼育するアニマルウェルフェア(AW)の推進に向け、畜産業者や食品・流通業者、消費者団体が参加する意見交換会を開き、採卵鶏や豚、牛など全畜種を対象とする指針を策定する方針を明らかにした(1月27日)。政府主導で生産者の取り組みの改善を後押しするが、販売価...
「地域再生大賞」に山梨・河原部社 ワイナリーやAI収穫ロボット企業に優秀賞
地方新聞46紙と共同通信社が、地域活性化の取り組みを表彰する第12回「地域再生大賞」に、中高生に家庭でも学校でもない第三の居場所を提供する「河原部社(かわらべしゃ)」(山梨県韮崎市)が1月29日に選ばれた。(写真はイメージ) 農業関連分野からも多数の応募があり、東日本大震災と東京電力福島第1原発事...
子どもへの無償配布に反対 「ゲノム編集トマト不安」と1万人署名へ
ゲノム編集された種苗・食品を不安に思う農家や消費者らが参加する市民活動団体「OKシードプロジェクト」は27日、オンラインで記者会見を開き、ゲノム編集トマトの苗の無償配布に反対する署名が9195筆に達し、全国の都道府県知事などに提出したと発表した。署名活動は継続しており1万筆を超えるのは確実だ。 パ...
東京で楽しむ望郷の正月料理 自治体アンテナショップが品ぞろえ 畠田千鶴 地...
新しい年が明けた。JTBの旅行動向調査によると、2021年の年末年始(12月23日~1月3日)に「1泊以上の旅行に出かける人」は、1800万人の見込みで、前年度比の80%増だが、新型コロナウイルス感染拡大前の19年度と比べ38.5%減である(21年12月9日発表)。旅行客は以前のようには回復してい...
オミクロン株猛威 週間ニュースダイジェスト(1月16日~22日)
新型コロナウイルス感染が国内で急拡大し、「まん延防止等重点措置」が適用された首都圏など13都県の飲食店では、営業時間や酒類提供の制限が本格化した(1月21日)。外食業界では一部で通常営業を続ける店舗はあるが、大手居酒屋チェーンなど酒類提供店を中心に、時短営業への変更や休業が相次いだ。一般企業でも従...