グランピングで気づく地域の魅力 野村亮輔 アジア太平洋研究所研究員
(写真はイメージ) 昨年の流行語は、新型コロナウイルスの影響を受けたものが多かった。中でも筆者は「ソロキャンプ」という言葉に注目をしてみた。 この言葉がはやった背景を調べてみると、コロナ感染拡大を受け、大人数での旅行があまり楽しめないこともあり、人が密集しない山...
地域材、製材くずから熱供給 宮城で、建設技術研究所
建設技術研究所(東京都中央区)は7日、宮城県の森林事業体と連携し、木質ペレットの製造・販売と住宅への熱供給事業にこのほど参画、木質資源の地産地消を図ると発表した。 原材料供給・ペレット製造では同県栗原市の株式会社くりこまくんえんと組み、地域の主伐材・間伐材によるチップの製造・...
20年のパーム油輸出が前年超え マレーシア、輸出関税撤廃が押し上げ NNA
(写真はイメージ) マレーシアのパーム油および関連製品の総輸出額が、2020年は700億リンギ(約1兆8000億円)を超える見通しだ。19年は675億リンギだった。カイルディン・アマン・ラザリ・プランテーション事業・コモディティー相が明らかにした。エッジ(マレーシア)などが6日...
コロナ禍に生かせ「三富新田」 江戸時代から続く循環型農法 長竹孝夫 ジャーナ...
「自然回帰」に「地方移住」...こうした現象が各地で起き始めている。田舎に一戸建て物件や山を買い求める。「家族農業」や「小さな農業」も見直されている。コロナ禍社会の一つのあるべき姿を求め、江戸時代から落ち葉堆肥を使った循環型農法を実践する埼玉県南西部の「三富新田」な...
住民が守る宿場の街並み 藤波匠 日本総合研究所調査部上席主任研究員
鉄道を乗り継いでたどり着いた晩秋の奥会津は、紅葉が盛りでした。今回の旅の目的は、福島県下郷町の大内宿という江戸時代の宿場町の面影をとどめる集落で、かやぶき屋根と街並みの保全に取り組んでいる住民組織「大内宿保存会」の活動についての聞き取り調査です。(写真:大内宿の街並み=福島県下郷町、筆者撮影...
森林生態系の恩恵の評価は「東高西低」 農林水産政策研が試算
農林水産政策研究所は、山で感じる心地よい空気や景観の美しさなど、森林生態系から受ける恩恵を数値化して都道府県別に試算した。 その結果、森林生態系の評価が最も高いのは東京都、最低は高知県で、全体として東日本が西日本よりも高い傾向を示した。 気候変動や人間活動の影...