海の課題を料理に組み立て シェフと考える未来 佐々木ひろこ フードジャーナリ...
2017年の結成以来、さまざまな啓発活動を続けてきた私たちChefs for the Blue。活動内容を少しずつダイジェスト的にご紹介しているのだが、今回は2年前の秋に開催した「未来の海のレストラン」というイベントについて書いてみようと思う。 Tポイント・ジャパンとのコラボレーションにより実現し...
政府予算案の目玉は脱炭素 週間ニュースダイジェスト(12月19日~25日)
政府は2022年度予算案を閣議決定し(12月24日)、農林水産分野は21年度比76億円減の2兆2777億円となった。農業の脱炭素を図るみどりの食料システム戦略推進に71億円、スマート農業技術関連で35億円を計上した。新型コロナウイルス対応の経済対策を裏付ける21年度補正予算は、12月20日の参院本...
こども食堂6000カ所超える コロナ禍でも弁当配布など継続
NPO法人「全国こども食堂支援センターむすびえ」は22日、地域のボランティアらが運営し、無料または低額で子どもに食事を提供する「こども食堂」の全国数が、今年10~12月の調査の速報値で6007カ所と、前年より1047増えたと発表した。(写真・グラフ:むすびえ提供) コロナ禍で活動を休止する例もある...
あるべき姿、議論を 大量廃線時代を前に 藤波匠 日本総合研究所調査部上席主任...
コロナ禍が一段落し、出張する機会も増えてきました。先日、中国地方の山間部に出向いた折、すでに廃線となった三江線の遺構をみかけました。三江線は、広島県三次と島根県江津の間の100㌔超を、江の川に沿って結ぶJR西日本の鉄道で、2018年3月をもって営業運転が終了されました。これだけ長い路線が丸ごと廃線...
日本産ブランド確立へ 週間ニュースダイジェスト(12月12日~18日)
2021年の農林水産物・食品の輸出額が、年間で初めて1兆円を突破した(12月16日)。政府は25年2兆円、30年5兆円の目標を掲げ、重点品目への支援を強化して日本産として統一ブランドを確立し、一層の輸出拡大を目指す。ただ中国や韓国、香港など14カ国・地域は、東京電力福島第1原発事故に伴う日本産食品...
クロマグロの漁獲枠拡大に合意 週間ニュースダイジェスト(12月5日~11日)
太平洋クロマグロの資源管理を議論する国際会議で、2022年から日本近海を含む中西部太平洋海域で、大型魚(30㌔以上)の漁獲枠を21年比で15%増やすことを正式決定した(12月7日)。15年の現行漁獲規制導入降、増枠は初めて。水産庁は市場に出回る天然のマグロが増え、価格が下がる可能性があると予想して...