高専とクラフトビール開発 和歌山ブルワリー
2022.05.09
クラフトビールを醸造する和歌山ブルワリー(和歌山市)は、和歌山県で勉学に励む若者の知識・技術向上を目的に、国立和歌山高専(御坊市)と協定を結び、桜の酵母を使ったクラフトビール商品を学生と一緒に開発するとこのほど発表した。
御坊市道成寺の入会桜や、クマノザクラから単離した酵母を使用する。この酵母の抽出は和歌山高専の研究活動で実現した。酵母も含め大麦、ホップなど原料はすべて和歌山県産を使用。クラフトビールの開発・販売を通じて「地域活性化にも寄与したい」としている。
(Kyodo Weekly・政経週報 2022年4月25日号掲載)
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