地方にも良質な賃貸住宅市場を 増やしたい身軽な住み替え 藤波匠 日本総合研究...
「夢のマイホーム」。使い古された言葉ですが、依然として同意する人は多いでしょう。一生家賃を払い続けても何も残らないが、持ち家ならローンが終われば自分のものとは、不動産業者の常とう句ですが、正論でもあります。 高齢社会になり、持ち家がない人は、老後に家を借りるのが一苦労で、しかも家計が破綻するリスク...
4割強が「家族そろっての食事増えた」 農林中金が母親調査
新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛が求められている中、家族そろっての食事の機会が増えた家庭の割合が4割強だったことが、農林中央金庫(東京都千代田区)の母親400人を対象にした調査で分かった。 家族の調理への参加が増えた家庭も3割を超え、コロナ禍は家庭の食生活に一定の変化を起こしているよう...
処理水風評被害の賠償枠組み提示へ 週間ニュースダイジェスト(6月20日~26日...
福島第1原発の処理水の海洋放出で、小早川智明東京電力社長は、風評被害への損害賠償の枠組みを今夏中に示し、農業団体などと協議を始める方針を明らかにした(6月21日)。全国漁業協同組合連合会は6月23日の総会で、政府による海洋放出方針の決定は「到底容認できるものではない」と反対する特別決議を、全会一致...
「北の国から」にみる農業史 黒板五郎の夢かなうか 藤波匠 日本総合研究所調査...
(写真:富良野市=2017年6月、石井勇人撮影、以下同) 今年3月、俳優の田中邦衛さんが88歳で亡くなった。昭和から平成にかけ、数多くの映画やドラマを彩ってきた名優であるが、代表作はなんといってもドラマ「北の国から」である。 「北の国から」は、田中邦衛さん演じる黒板五郎が、純と蛍、2人の子どもを連れ...
都市と農村の縁組 東京都世田谷区と群馬県川場村の40年 沼尾波子 東洋大学教...
東京都世田谷区と群馬県川場村は、40年前にふるさとづくり戦略に根差した「縁組」協定を締結、そのつながりは両地域の暮らしを豊かなものにしている。 1981年、世田谷区は川場村との間で「縁組協定」(正式名称:区民健康村相互協力に関する協定)を結んだ。 当時、全国的にも過密過疎問題が指摘され、77万人の...
水害に総合的な対策を 保険制度の強化必要 藤原幸則 アジア太平洋研究所上席研...
(写真はイメージ) 今年も日本列島は、梅雨シーズンを迎えた。雨量の多い時期、想定を超える豪雨が、いつ、どこで起きても不思議ではないのが近年の傾向となっている。 昨年7月の熊本豪雨で、球磨川の氾濫などにより多数の人命が失われ、甚大な被害をもたらしたことは、いまなお記憶に新しい。 水害対策として、堤防強...