中高層ビルの国産材利用拡大を 林業復活・地域創生の国民会議開催
林業の再生を通じた地域活性化を図る「林業復活・地域創生を推進する国民会議」(会長:三村明夫日本商工会議所会頭)が7日、オンラインで開かれ、国産木材の需要拡大を図る自治体や企業の取り組みが報告された。 同会議の企画立案を担う「林業復活・地域創生推進委員会」のワーキンググループ主査を務める日本経済研究...
鶏卵汚職で第三者委が報告書 週間ニュースダイジェスト(5月30日~6月5日)
吉川元農相らが在宅起訴された汚職事件で、農水省の養鶏・鶏卵行政の公正性を検証していた第三者委員会が同省に報告書を提出した(6月3日)。調査では元農相ら事件当事者に直接話を聞いておらず、野党などから内容が不十分との批判が相次ぎ、同委員会座長の井上宏弁護士も「裁判で報告書に書いていない話がたくさん出て...
エゴマの力でふるさと再生 福島、浪江を拠点に 山田昌邦 共同通信福島支局長
単身赴任生活に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり状態も長引き、腹回りが気になってきた。中性脂肪の合成を抑えたり、代謝を促したりといった効果が期待できるというので、最近は「オメガ3脂肪酸」を多く含むエゴマ油入りドレッシングを使っている。 福島市の石井絹江さん(69)が営む「石井農園」も...
いのちを食べている実感 高校生がシカ肉調理実習 畑中三応子 食文化研究家
国産ジビエ(野生鳥獣の肉)の活用推進と普及につとめている日本ジビエ振興協会代表理事、フランス料理シェフの藤木徳彦さんがさる4月30日、東京・世田谷区の駒場学園高校食物調理科3年生に、ジビエの1日授業を行った。 授業は野生鳥獣による農作物被害の説明で始まった。被害の6~8割をシカとイノシシが占め、4...
思い出を繕う「金継ぎ」 器に再び命を吹き込む タカコナカムラ ホールフード協...
「金継ぎ」は壊れた器を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法を指します。「金繕い」ともいわれています。コロナ禍で在宅時間が増え、始める人も増えています。 歴史はかなり古く、縄文時代の出土品に漆で修理をしたものが発見されています。本格的には室町時代のお茶の文化から始まったとされて...
農林中金がESG投資拡大 週間ニュースダイジェスト(5月23日~29日)
農林中央金庫がESG投融資を大幅拡大する方針を発表した(5月26日)。投融資先には2030年度の温暖化ガス排出を13年度比で半減するよう求める。金融市場で大きな影響力を持つ同金庫の方針を受け、他の機関投資家にも温暖化ガス削減を投融資先に求める動きが広がる可能性がある。 食品値上げのニュース(5月2...