RCEP発効 週間ニュースダイジェスト(12月26日~1月1日)
日本や中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など15カ国(当初は10カ国)が加盟する地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が発効した(1月1日)。輸入農林水産品に日本が課す関税の撤廃率は49~61%と、国内農業保護のためTPPの82%より低く抑え、コメなど重要5項目は関税削減、撤廃の対象から...
農耕化で現金収入、蓄財も 従来の平等性変容 連載「アフリカにおける農の現...
前回(第18回)は定住化や自然環境の変化に伴い、かつては遊動生活をしていた狩猟採集民に農業が浸透してきたこと、また近年は農業への移行をさらに推し進める開発プロジェクトが増えていることを紹介した。今回はカメルーン熱帯雨林地域の狩猟採集民バカを例に、農業の浸透が人々の生業や社会にどのような影響を与えて...
ベトナムを有機農法で変える 連携促す伊能まゆさん 舟越美夏 ジャーナリスト
一息つこうと思っていたら「オミクロン株」だ。ベトナムの友人たちは新型コロナのデルタ株の第4波の中におり、11月末時点で1日の感染者数は1万人超。かつてはコロナを抑え込み賞賛されたのに、なぜなのだろう。 そんな中で、ベトナムから一時帰国した伊能まゆさん(写真:本人提供)に会った。伝統的な種の保存や地...
寄せ鍋「いりやき」がお勧め 対馬島は「国境の島」 小島愛之助 日本離島センタ...
対馬島は長崎県対馬市の主島であり、九州最北端、玄界灘に位置する「国境の島」だ。そのように呼ばれるゆえんは、九州本土からは約132㌔の距離があるのに対して、朝鮮半島には約49.5㌔の距離という近さにある。 島の形状は、南北に82㌔、東西に18㌔と細長く、面積は約700平方㌔と、わが国の有人離島では、...
海の課題を料理に組み立て シェフと考える未来 佐々木ひろこ フードジャーナリ...
2017年の結成以来、さまざまな啓発活動を続けてきた私たちChefs for the Blue。活動内容を少しずつダイジェスト的にご紹介しているのだが、今回は2年前の秋に開催した「未来の海のレストラン」というイベントについて書いてみようと思う。 Tポイント・ジャパンとのコラボレーションにより実現し...
政府予算案の目玉は脱炭素 週間ニュースダイジェスト(12月19日~25日)
政府は2022年度予算案を閣議決定し(12月24日)、農林水産分野は21年度比76億円減の2兆2777億円となった。農業の脱炭素を図るみどりの食料システム戦略推進に71億円、スマート農業技術関連で35億円を計上した。新型コロナウイルス対応の経済対策を裏付ける21年度補正予算は、12月20日の参院本...