田んぼダムが大雨被害軽減 宇都宮と山形・河北町で実験
ITベンチャー企業のファーモ(宇都宮市)は、大雨時の水害被害を防ぐため、水田をダムとして活用する「スマート田んぼダム」の実証実験に取り組んでいる。 スマート田んぼダムは、大雨時に排水装置を遠隔操作して水を田んぼにためるシステム。自治体と農家が水田の水位情報をインターネットで共有し、河川へ流れる雨水...
名古屋の水辺にぎわい再び 中川運河再生計画 松田寛志 日本プロジェクト産業協...
名古屋駅に隣接する中川運河。建設当時「東洋一の大運河」と呼ばれ、かつては名古屋の経済・産業の成長を支えてきたが、今日ではこの広大な水辺空間が生かされていない現状がある。リニア中央新幹線の開業で大都市圏の玄関口となる名古屋駅に連なる中川運河に、ニューノーマルな時代における「水と緑が融合した新しいライ...
持続可能な農業・地域共生を目指す JA全国大会で決議
全国農業協同組合中央会(JA全中)は10月29日、「持続可能な農業・地域共生の未来づくり~不断の自己改革によるさらなる進化~」をテーマに、3年に1度のJA全国大会を開いた。東京都内のホテルの会場には約600人が集まり、オンラインで約900人が参加した。 大会では、2020年に136万人いた基的農業...
有機農産物「価格同等なら買う」6割 購入経験は3割止まり 日本公庫調査
日本政策金融公庫が実施した消費者動向調査によると、有機農産物や、農薬や化学肥料の使用を控えて栽培した特別栽培農産物の価格について、「一般の農産物と同等なら買う」との回答が58.4%あった。(写真はイメージ) 「3割高までなら購入する」(14.9%)と「5割高までなら購入する」(2.9%)を合わせた...
再利用や節約で使用抑える 雨水は生活用水の要 連載「アフリカにおける農の現在...
今回はアフリカの農村で、水源から得た水をそれぞれの世帯が工夫して活用する状況を紹介し、水の利用について理解を深めていきたい。(写真:川で洗濯をする女性たち=モザンビーク、2019年10月3日、近藤加奈子撮影、以下同) 生活を営む上で、水を必要とする場面は多々ある。世界保健機関(WHO)は1日に必要...
会津桐の文化を橋渡し 新しい「げた」提案 山田昌邦 共同通信福島支局長
桐と日本人の歴史は長い。聖人君子の治世に鳳凰が現れて桐の木に止まるという中国の神話から、菊紋に準じて桐の花と葉を組み合わせた桐紋が平安時代から天皇の紋章として使われ、豊臣秀吉ら武将も好んで使用。現在は日本政府の紋章として、パスポートや500円玉にも桐の図案があしらわれている。桐材も、げたやたんすか...