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SDGs・環境

プール制で資源守る  富山湾シロエビ漁の取り組み  佐々木ひろこ フードジャーナリスト(Chefs for the Blue代表)の写真

プール制で資源守る  富山湾シロエビ漁の取り組み  佐々木ひろこ フードジャーナ...

 「地元ではサステナブル(持続可能)な漁を行っています。一度、漁師と話をしに来ませんか?」海の未来を考え、日本の食文化を未来につなぐために、シェフチームとしてさまざまな啓発活動を続ける中で、各地の地方自治体からこのようなお問い合わせをいただくことがある。  事前に何度かお話を伺った上で、視察させてい...

田んぼダムが大雨被害軽減  宇都宮と山形・河北町で実験の写真

田んぼダムが大雨被害軽減  宇都宮と山形・河北町で実験

 ITベンチャー企業のファーモ(宇都宮市)は、大雨時の水害被害を防ぐため、水田をダムとして活用する「スマート田んぼダム」の実証実験に取り組んでいる。  スマート田んぼダムは、大雨時に排水装置を遠隔操作して水を田んぼにためるシステム。自治体と農家が水田の水位情報をインターネットで共有し、河川へ流れる雨...

名古屋の水辺にぎわい再び  中川運河再生計画  松田寛志 日本プロジェクト産業協議会国土・未来研究会会員の写真

名古屋の水辺にぎわい再び  中川運河再生計画  松田寛志 日本プロジェクト産業協...

 名古屋駅に隣接する中川運河。建設当時「東洋一の大運河」と呼ばれ、かつては名古屋の経済・産業の成長を支えてきたが、今日ではこの広大な水辺空間が生かされていない現状がある。リニア中央新幹線の開業で大都市圏の玄関口となる名古屋駅に連なる中川運河に、ニューノーマルな時代における「水と緑が融合した新しいライ...

持続可能な農業・地域共生を目指す  JA全国大会で決議の写真

持続可能な農業・地域共生を目指す  JA全国大会で決議

 全国農業協同組合中央会(JA全中)は10月29日、「持続可能な農業・地域共生の未来づくり~不断の自己改革によるさらなる進化~」をテーマに、3年に1度のJA全国大会を開いた。東京都内のホテルの会場には約600人が集まり、オンラインで約900人が参加した。  大会では、2020年に136万人いた基的農...

有機農産物「価格同等なら買う」6割  購入経験は3割止まり  日本公庫調査の写真

有機農産物「価格同等なら買う」6割  購入経験は3割止まり  日本公庫調査

 日本政策金融公庫が実施した消費者動向調査によると、有機農産物や、農薬や化学肥料の使用を控えて栽培した特別栽培農産物の価格について、「一般の農産物と同等なら買う」との回答が58.4%あった。(写真はイメージ)  「3割高までなら購入する」(14.9%)と「5割高までなら購入する」(2.9%)を合わせ...

再利用や節約で使用抑える  雨水は生活用水の要  連載「アフリカにおける農の現在(いま)」第17回の写真

再利用や節約で使用抑える  雨水は生活用水の要  連載「アフリカにおける農の現在...

 今回はアフリカの農村で、水源から得た水をそれぞれの世帯が工夫して活用する状況を紹介し、水の利用について理解を深めていきたい。(写真:川で洗濯をする女性たち=モザンビーク、2019年10月3日、近藤加奈子撮影、以下同)  生活を営む上で、水を必要とする場面は多々ある。世界保健機関(WHO)は1日に必...