穀物輸出が過去最高水準 オーストラリア、港湾などインフラ限界に NNAオース...
オーストラリアの穀物輸出が好調だ。今シーズンに6190万㌧と過去最高の冬作物の生産量を見込む業界は、海外市場からの需要の高まりを受け、輸出各社はフル稼働を続けている。一方で、国内のサプライチェーンの取扱い容量は限界に近い状況とされ、今後の業界の成長にはインフラ整備が急務との声も出てきた。(写真はイ...
森林資源活用で地域創生 持続可能な木質バイオマス 鍋山徹 日本経済研究所チー...
地球の年平均気温が上昇することに起因する気候変動への対策として、欧米諸国や中国など世界の主要国が、温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにするカーボン・ニュートラル(以下、脱炭素社会)へ大きくかじを切った。日本政府も2020年、長期目標として温室効果ガスの排出を50年までに全体としてゼロにする脱炭素...
激減した国産の水揚げ アサリの産地偽装を考える 佐々木ひろこ フードジャーナ...
少し前のこと、ある友人と軽い口論になった。 「日本のアサリの生産量が危機的に減ってるの。このままだと枯渇するかも」と嘆いた筆者に対し、「え、私が通うスーパーはいつ行っても国産アサリが山積みだよ」と言う友人。「データを見ると絶対そんなはずないんだけどなぁ」と反論すると、「だって実際あるもの」と戸惑...
「衣」から提案する暮らしの形 着心地がよく動きやすい「たつけ」 沼尾波子 東...
岐阜県の奥美濃のさらに奥、福井県との境に位置する石徹白(いとしろ)地区は、小さな山村集落である。人口は約250人、隣の集落から15㌔ほど離れた山深いこの地区は、白山信仰の拠点となった白山中居神社を擁する。 峠を越えるとポッと開ける異空間のようなこの集落には、縄文時代から人が住んでいたとの話もある...
世界農業遺産通じ石川県と連携 東京農業大、留学生が能登で研修へ
東京農業大学(江口文陽学長)は10日、石川県と「世界農業遺産を通じた国際貢献に関する連携協定」を結んだ。 世界各国・地域や大学と協定を結び食料・環境・健康などの分野で活躍する人材育成に取り組む農大と、能登半島が2011年に国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産(能登の里山里海)に登録された石川...
林業の多様な関わりの評価が焦点 農中総研、ESG投資でフォーラム
農林中金総合研究所(農中総研)は3月9日、フォーラム「ESG投資の潮流と森林・林業・木材産業の将来像」をオンラインで開催した。ESG(環境・社会・企業統治)投資や「ウッド・ショック」と呼ばれる供給不足に対する関心が高く、約500人が参加した。 第1部では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF...