豊かな海を未来へ 食文化つなぐ責務 佐々木ひろこ フードジャーナリスト(Ch...
「先人から受け継いだ食文化を未来につなぐのは、私たち料理人の責務。(魚が減り続けるなか)あの時何もしなかった、という格好悪い大人になりたくない」 2019年10月末の日比谷・東京ミッドタウンホール。これはChefs for the Blue(シェフス・フォー・ザ・ブルー)が主催した飲食業界向け大型...
暮らし支える「消えない木炭」 経済性高く、料理に合う 連載「アフリカにおける...
今回からの2回の連載では、人びとの暮らしの身近にある燃料に焦点を当てる。人は貯蔵性に優れた穀類やイモ類などのでんぷんを、主なカロリー源として生きている。でんぷんは加熱で糊化されてはじめて体内で消化・吸収されるため、私たちにとって調理燃料を確保することは、食料を維持することと同じといっても過言ではな...
「ゼロ・ウェイスト」社会をつくる 徳島・上勝町の試み 沼尾波子 東洋大学教授
葉っぱビジネスで知られる徳島県上勝町。この町は最近、もう一つの取り組みで注目を集める。それがゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)運動だ。 ゼロ・ウェイストとは、浪費や無駄、廃棄物をなくし、ごみを出さない生産と消費のシステムを構築していくというもの。上勝町ではこれをまちづくりの理念の一つと位置付け、2003...
「地域再生大賞」に山梨・河原部社 ワイナリーやAI収穫ロボット企業に優秀賞
地方新聞46紙と共同通信社が、地域活性化の取り組みを表彰する第12回「地域再生大賞」に、中高生に家庭でも学校でもない第三の居場所を提供する「河原部社(かわらべしゃ)」(山梨県韮崎市)が1月29日に選ばれた。(写真はイメージ) 農業関連分野からも多数の応募があり、東日本大震災と東京電力福島第1原発事...
子どもへの無償配布に反対 「ゲノム編集トマト不安」と1万人署名へ
ゲノム編集された種苗・食品を不安に思う農家や消費者らが参加する市民活動団体「OKシードプロジェクト」は27日、オンラインで記者会見を開き、ゲノム編集トマトの苗の無償配布に反対する署名が9195筆に達し、全国の都道府県知事などに提出したと発表した。署名活動は継続しており1万筆を超えるのは確実だ。 パ...
木製のヘッドホン2月発売 群馬・みなかみ町、自然な響きが特徴
「森林(もり)を育む広葉樹産業化プロジェクト」に取り組む群馬県みなかみ町は、町内の広葉樹を使ったヘッドホンの発表会を14日、行った。 お披露目された「TAGO STUDIO T3-01」(約320㌘)は、耳を覆う外装部にイタヤカエデを使ったことで、原音に忠実な自然な響きになるという。イタヤカエデを...