林業活性化へ国産材活用を 求められる政策支援 真柄勳 重化学工業通信社記者
「森林大国」である日本は森林が豊富な一方で、木材自給率は4割にとどまる。国内では主伐期にある人工林も多く広がっているが、森林の着実な整備や木材の活用が求められる。最近では、国産材活用へ向けた、企業による設備投資の新計画などの発表が相次ぐ。森林の整備や国産材の活用推進、また国内林業の活性化には、企業...
手仕事が支える暮らし 民芸館から学ぶ 田中夏子 長野県高齢者生協理事長
地元の長野県佐久で、私が足しげく通う場所の一つが「平和と手仕事 多津衛民芸館」(以下「民芸館」と表記)です。1995年夏、多くの市民が思いと労力、資金を寄せて建設された館で、初代の館長さんは小林多津衛さん(1896~2001年)。民芸館の活動については、ぜひ同館のウェブサイトをご覧ください。 私も...
伸びるウオーターサーバービジネス 給水型、POUがけん引、参入拡大 熊野美緒...
家庭や事業所が設置したウオーターサーバー向けに水を届ける宅配水ビジネスの市場規模は、2021年度に1616億円となり、前年度から4.8%拡大したとみられる。宅配水市場は11年の東日本大震災後に、水道水への不安や備蓄意識の高まりをきっかけに急成長した。 宅配水はミネラルウオーターを小売店で購入するの...
魚の付加価値を高める 資源管理下の課題に 佐々木ひろこ フードジャーナリスト...
「初回の時は、『残念だけど、このタコはうちの店で使える品質じゃない』という評価だったんです。ショックでしたね...」 北海道の西岸、留萌市苫前町でミズダコ漁を行う漁師、小笠原宏一さんが1年前を思い返して笑った。2020年の夏のこと、東京・青山のレストラン「The Burn」に自身が獲ったミズダコを...
キャンパスで養蜂 千葉商科大、地元と協力
千葉商科大(千葉県市川市)は3月下旬、市川キャンパスで養蜂事業を始めた。(写真はイメージ) 花粉交配の役割を持つミツバチを迎えてキャンパス周辺の緑化や生態系維持のほか、蜂蜜の販売や地元菓子店・レストランと協力した蜂蜜使用の商品開発など、地元の活性化を目指しているという。 ハチの世話や蜂蜜の採集、商...
こども食堂が新マップ 全国3116カ所掲載
NPO法人「全国こども食堂支援センターむすびえ」は22日、全国のこども食堂の地図「ガッコム・むすびえ こども食堂マップ」を刷新したと発表した。 都道府県や社会福祉協議会、地域ネットワーク団体がホームページで公開しているこども食堂の情報を地図化した。地図か自治体一覧からこども食堂の名前と位置・住所が...