「みんなの食料安保!10,000人シンポ」開催 JAグループ
JAグループ(事務局:全国農業協同組合中央会)は10月13日、「みんなの食料安保!10,000人シンポジウム2022」をオンライン併用で開催した。消費者と生産者が一緒になって食料安全保障を考えるのが狙い。会場の東京コンベンションホール(東京都中央区)に約500人が集まり、オンラインでは全国各地の学...
国産材利用の定着・加速を 林業国民会議、新会長に宮下正裕氏
産業界を中心に国産木材の需要拡大を通じ地域活性化を図る「林業復活・地域創生を推進する国民会議」は12日、8回目となる会合を東京都内で開き、国産木材の利用を拡大する方策や林業の振興策について意見交換した。会議には関連産業の企業・団体の関係者のほか、野村哲郎農相、自民党の江藤拓総合農林政策調査会長、織...
豪の日本酒市場が急拡大 酒フェス盛況、販路多様に NNAオーストラリア
オーストラリアのシドニーで、約200種類の日本酒の利き酒や日本の酒蔵および地場の販売業者などと商談ができるイベント「酒フェスティバル2022」が10月1日に開催された。前売券はすぐに完売し、当日は定員を超える1000人以上が来場するなど、近年の日本酒ブームを彷彿とさせる盛り上がりを見せた。(写真)...
円安で「輸出2兆円」達成前倒し 週間ニュースダイジェスト(10月2日~8日)
臨時国会が召集され、岸田文雄首相は所信表明演説で、物価高や円安への対応を重視し、柱に食料安全保障の強化を位置付けた(10月3日)。10月内に策定する総合経済対策に、麦・大豆や飼料作物、肥料の国内自給に向けた政策を盛り込む。 政府は円安のメリットを国民に還元する対応を強調している。農林水産物・食品の...
アフリカ豚熱の警戒強化を 人畜共通感染症への対応必要 アグリラボ所長コラム
ウクライナ戦争の影響などで食料価格が高騰し、食料の安定供給に対する関心が高まっているが、見落としがちなのが動物や植物の感染症だ。岸田文雄政権は入国制限を緩和したが、感染症のリスクを高めるという副作用を伴う。食料の安定的な供給を確保する上で、動植物の検疫の強化が必要だ。 特に致死率が高く有効なワクチ...
消費者への働き掛け強める 「国消国産」で中家JA全中会長 共同通信きさらぎ会...
全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長は4日、東京都内で開いた共同通信社の講演会「きさらぎ会」の東京10月例会で、「日本の食と農を支え、未来につなぐ『国消国産』~食料安全保障の強化に向けて~」とのテーマで講演した。 中家氏は国民が必要とし消費する食料はできるだけその国で生産する「国消国産」...