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配合飼料価格引き下げ  週間ニュースダイジェスト(12月11日~17日)

全国農業協同組合連合会(JA全農)は、家畜の餌となる配合飼料の農家への供給価格を2023年1~3月期に、前期(22年10~12月)比で全畜種の全国平均で1㌧当たり1000円引き下げると発表した(12月16日)。価格の引き下げは5・四半期ぶり。 飼料用の穀物価格は高止まりしているが、円安の進行が一服...

緊張感持ち知恵を出せ  本気度足りない政府の基本法検証  小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

緊張感持ち知恵を出せ  本気度足りない政府の基本法検証  小視曽四郎 農政ジャー...

政府の食料・農業・農村基本法の検証作業の行方が注目される。ついに食料安全保障の確立に向け「本気モード」の姿勢だが、検証の様子を見ると、集中度、緊迫度、課題に立ち向かう積極さ、中長期的な展望意欲などさまざまな面で物足りなさを感じてしまう。補正予算で1000億円超の「食料安保予算」が組まれたのは歓迎だ...

円安と物価上昇で岐路に  技能実習制度、賃上げが喫緊課題  藤波匠 日本総合研究所調査部上席主任研究員の写真

円安と物価上昇で岐路に  技能実習制度、賃上げが喫緊課題  藤波匠 日本総合研究...

仕事柄、全国の地方都市を巡る機会が多く、その際、地域の貴重な労働力として働いている外国人技能実習生の姿をよく見かけます。現在、農業、水産業、建設業、製造業と一部のサービス業で実習生の受け入れが行われており、近年はベトナム出身者の実習生が増えています。 外国人技能実習生は、もちろん発展途上国などから...

円安で農水産物輸出が好調  週間ニュースダイジェスト(12月4日~10日)の写真

円安で農水産物輸出が好調  週間ニュースダイジェスト(12月4日~10日)

今年1~10月の農林水産物・食品の輸出額が、前年同期より1487億円、15.3%増え、1兆1218億円となった。前年より1カ月早いペースで1兆円を突破した。円安で割安感があり、贈答用・家庭用といった需要開拓が進んでいる。 品目ではホタテ貝(48.8%増)、イチゴ(28.7%増)、牛乳・乳製品(26...

「てまえどり」今年の流行語に  週間ニュースダイジェスト(11月27日~12月3日)の写真

「てまえどり」今年の流行語に  週間ニュースダイジェスト(11月27日~12月3...

食品棚の手前にある消費期限の迫った商品を積極的に選ぶ行動を指す「てまえどり」が、今年の流行語のトップテンに入った(12月1日)。食品ロスに関連する言葉としては初めて選ばれたという。 受賞者は2018年にこの行動を呼びかけるキャンペーンを始めた生活協同組合コープこうべと神戸市、昨年6月から連携して取...

サッカー強国は農業大国か  食料事情安定が不可欠  共同通信アグリラボ所長コラムの写真

サッカー強国は農業大国か  食料事情安定が不可欠  共同通信アグリラボ所長コラム

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は、16強による決勝トーナメントが始まり、連日熱戦が繰り広げられている。アルゼンチン、フランス、オーストラリア、ブラジル、米国など農業大国の出場チームが多い印象を受ける。サッカーの強弱と食料生産との間に相関関係はあるだろうか。 農業大国かどうかは、さまざ...