円安と物価上昇で岐路に 技能実習制度、賃上げが喫緊課題 藤波匠 日本総合研究...
仕事柄、全国の地方都市を巡る機会が多く、その際、地域の貴重な労働力として働いている外国人技能実習生の姿をよく見かけます。現在、農業、水産業、建設業、製造業と一部のサービス業で実習生の受け入れが行われており、近年はベトナム出身者の実習生が増えています。 外国人技能実習生は、もちろん発展途上国などから...
円安で農水産物輸出が好調 週間ニュースダイジェスト(12月4日~10日)
今年1~10月の農林水産物・食品の輸出額が、前年同期より1487億円、15.3%増え、1兆1218億円となった。前年より1カ月早いペースで1兆円を突破した。円安で割安感があり、贈答用・家庭用といった需要開拓が進んでいる。 品目ではホタテ貝(48.8%増)、イチゴ(28.7%増)、牛乳・乳製品(26...
「てまえどり」今年の流行語に 週間ニュースダイジェスト(11月27日~12月3...
食品棚の手前にある消費期限の迫った商品を積極的に選ぶ行動を指す「てまえどり」が、今年の流行語のトップテンに入った(12月1日)。食品ロスに関連する言葉としては初めて選ばれたという。 受賞者は2018年にこの行動を呼びかけるキャンペーンを始めた生活協同組合コープこうべと神戸市、昨年6月から連携して取...
サッカー強国は農業大国か 食料事情安定が不可欠 共同通信アグリラボ所長コラム
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は、16強による決勝トーナメントが始まり、連日熱戦が繰り広げられている。アルゼンチン、フランス、オーストラリア、ブラジル、米国など農業大国の出場チームが多い印象を受ける。サッカーの強弱と食料生産との間に相関関係はあるだろうか。 農業大国かどうかは、さまざ...
FAO前事務局長と中村丁次氏に大賞 食の新潟国際賞、食の課題解決に貢献
食・農分野の国際的な業績を表彰している公益財団法人「食の新潟国際賞財団」(新潟市)は11月29日、飢餓撲滅策(ゼロハンガー)を推進した国連食糧農業機関(FAO)のジョゼ・グラジアノ・ダ・シルバ前事務局長と、栄養学を確立し、学校給食の基礎を作った日本栄養士会会長の中村丁次・神奈川県立保健福祉大学学長...
外食売り上げコロナ前超え 週間ニュースダイジェスト(11月20日~26日)
10月の外食売上高が前年同月比で14.8%増と大きく伸び、2019年10月との比較でも5.5%増と、コロナ禍前の水準を初めて上回った(11月25日)。政府の全国旅行支援や水際対策の緩和で客数が戻った。値上げした店舗も多く、客単価も上がった。 業種別ではファストフードが19年10月比18.0%増と、...