ウクライナ支援で一致 週間ニュースダイジェスト(4月16日~22日)
先進7カ国(G7)農相会合が宮崎市で、2日間の日程で開幕した(4月22日)。ウクライナ危機で重要性が高まっている食料安全保障の確保が主な議題で、初日は野村哲郎農相がオンラインで参加したウクライナのソリスキー農業食料相に対し、ロシアの侵略による畑や水路の被害について、日本の技術を生かして支援する考え...
花粉症対策でスギの伐採加速 週間ニュースダイジェスト(4月9日~15日)
政府は首相官邸で花粉症対策を議論する初の関係閣僚会議を開き、岸田文雄首相は6月に向けて対策をまとめるよう関係省庁に指示した(4月14日)。柱としてスギ伐採などの発生源対策、人工知能(AI)を活用した予測の充実、治療法の普及ーの3点を挙げた。 「花粉症に関する関係閣僚会議」のトップは松野博一官房長官...
青果のブランド管理にも強み 日本食農連携機構、豪州ビクトリア州視察 NNAオ...
日本のアグリビジネスの発展を目指す日本食農連携機構(一般社団法人)が3月中旬に、オーストラリア南東部、メルボルンのあるビクトリア(VIC)州の農業団体や生産者を訪問した。オーストラリアの農産物の生産や流通の体制、ブランド管理の手法を視察し、その強みを探ることが目的だ。 参加企業は畜産や青果、水生植...
生産拡大と持続可能性の両立を議論へ 週間ニュースダイジェスト(4月2日~8日)
気候変動やロシアのウクライナ侵攻で食料の安定供給が世界的な課題となる中、先進7カ国(G7)農相会合が22、23日に宮崎市で開かれる。農業の生産拡大と持続可能性の両立について議論し、共同声明と行動計画「農業の持続可能性に関する宮崎アクション(仮称)」をまとめて農業生産性を高める方向性を打ち出し、5月...
「料理五輪」で日本12位 仏ボキューズ・ドール、代表シェフ競う 畑中三応子 ...
1月22日と23日、「ボキューズ・ドール」が仏リヨン市で開催された。日本での知名度はそれほど高くないが、「料理オリンピック」「美食のワールドカップ」と呼ばれる国際的なフランス料理コンクールだ。ここで表彰台に上ると、世界のトップシェフとして認められる。 プラッター(大皿盛り)、プレート(一皿盛り)の...
広がる卵ショック 週間ニュースダイジェスト(3月26日~4月1日)
JA全農たまごによると、鶏卵の3月の平均卸価格(東京地区、Mサイズ基準値)は1㌔当たり343円となり、前年同月より約75%上がった。前月に続き比較できる1993年以降の最高値を更新した(3月31日)。 スーパーなどの店頭で卵が大幅に値上がりし、卵を使った食品や外食メニューの販売休止も相次ぎ、「卵シ...