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伸びるノンアル飲料市場  健康志向追い風、増える選択肢の写真

伸びるノンアル飲料市場  健康志向追い風、増える選択肢

 コロナ禍で高まる健康志向を追い風に広がったノンアルコール飲料。登場から13年を経て、市場に定着したビールテイスト飲料に続き、サワー、チューハイ、カクテルテイストと、そのまま飲めるノンアルRTD(レディ・トゥ・ドリンク)は、ワインテイストなど選択肢が増えている。清涼飲料メーカーが同市場に参入する動き...

伸びる専門EC、サブスクも  食品通販のトレンド  大篭麻奈 矢野経済研究所フードサイエンスユニット主任研究員の写真

伸びる専門EC、サブスクも  食品通販のトレンド  大篭麻奈 矢野経済研究所フー...

 食品通販市場の拡大が続いている。2021年度の食品通販市場総市場規模は、前年度比2.9%増の約4兆4434億円となった。20年度にコロナ特需・巣ごもり需要が発生し、市場が初めて4兆円を超えた反動減が懸念されたが、21年度も断続的な緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの行動制限が続き、食品通販の需...

「完全栄養食」コンビニでも  おいしく試せる最先端  畑中三応子 食文化研究家の写真

「完全栄養食」コンビニでも  おいしく試せる最先端  畑中三応子 食文化研究家

 かつて「完全栄養食」は、他の食品にくらべて各種の栄養素を豊富にバランスよく含む食品のことを指した。その代表格が卵と牛乳だったが、両方とも食物繊維をまったく含まないなど足りない栄養素もあって、「完全」はあくまで比喩的な表現だった。  しかし、米シリコンバレーのITエンジニアのあいだで、「人間が生きる...

「パーソナライズフード」広がる  日本版プラットフォーム構築へ   川崎順子 矢野経済研究所フードサイエンスユニット主任研究員の写真

「パーソナライズフード」広がる  日本版プラットフォーム構築へ   川崎順子 矢...

 ライフスタイルが多様化する中で、その中心にある「食」についても、パーソナライズ(個人化)が進んでいる。食とITを融合するフードテックの進展に伴い、買い物や調理の時短が進むといった利便性の向上だけでなく、個人の健康状態や嗜好に合わせて食事を最適化する「パーソナルミールソリューション」が可能になりつつ...

「菜食主義の肉屋」とは  プラントベース食品が多様に  畑中三応子 食文化研究家の写真

「菜食主義の肉屋」とは  プラントベース食品が多様に  畑中三応子 食文化研究家

 植物由来の原料だけで作った「プラントベース」の食品を取り入れる外食店が増えている。  定食チェーン「やよい軒」は、豚肉を大豆ミートに置き換えた定食3種を6月から提供している。「フレッシュネスバーガー」では、3月からビーフパティバーガーが大豆パティに無料で変更できるようになった。  シンガポール産プ...

伸びる長期・常温保存食品  まとめ買い、食品ロス削減で需要の写真

伸びる長期・常温保存食品  まとめ買い、食品ロス削減で需要

 216日間保存可能な豆腐、91日間保存できる牛乳、賞味期限が55日以上のパンー。常温で長期間保存できるロングライフ食品の存在感が増している。コロナ禍にあって、買い物回数を抑えるまとめ買いや、災害時に備えた備蓄、賞味期限切れによる食品ロスの削減など、消費者がロングライフ食品を再認識し、消費行動を変化...