伸びる長期・常温保存食品 まとめ買い、食品ロス削減で需要
216日間保存可能な豆腐、91日間保存できる牛乳、賞味期限が55日以上のパンー。常温で長期間保存できるロングライフ食品の存在感が増している。コロナ禍にあって、買い物回数を抑えるまとめ買いや、災害時に備えた備蓄、賞味期限切れによる食品ロスの削減など、消費者がロングライフ食品を再認識し、消費行動を変化...
地酒でつながる 自治体アンテナショップで気軽に 畠田千鶴 地域活性化センター
新型コロナの発生前の東京では、サクッと飲める「立ち飲み屋」がちょっとしたブームとなり、たそがれ時には、ホッピーと焼き鳥がメインの昭和を感じさせる酒場や、酒屋の店内で飲む角打ち、スペインバルなどが仕事帰りの人々でにぎわっていた。今年3月にまん延防止等重点措置期間が解除されて以降は、営業を再開する店も...
伸びるウオーターサーバービジネス 給水型、POUがけん引、参入拡大 熊野美緒...
家庭や事業所が設置したウオーターサーバー向けに水を届ける宅配水ビジネスの市場規模は、2021年度に1616億円となり、前年度から4.8%拡大したとみられる。宅配水市場は11年の東日本大震災後に、水道水への不安や備蓄意識の高まりをきっかけに急成長した。 宅配水はミネラルウオーターを小売店で購入するの...
デザイン力で魅力アップ 洗練度競う自治体アンテナショップ 畠田千鶴 地域活性...
スタイリッシュで洗練された自治体のアンテナショップが、東京都内に増えている。2002年にオープンした「ふくい南青山291」を皮切りに、「坐来大分」「奈良まほろば館」など出店が相次いでいる。 居心地が良く、商品の説明を聞いてゆっくり買い物ができ、厳選した地元食材の料理や地酒でもてなしてくれるレストラ...
代替タンパク質食品が身近に 研究、商品化進む 廣瀬愛 矢野経済研究所フードサ...
近年、従来の動物性タンパク質の代替として、代替肉や代替シーフード、昆虫タンパクなど、植物性の原料や新しい製法を用いた「代替タンパク質」が注目されている。 従来の畜肉由来ではない代替肉は、大きく「植物由来肉」と「培養肉」に分けられる。植物由来肉は豆類や野菜などの原材料からタンパク質を抽出し、加熱や冷...
冷凍食品市場、コロナで拡大 専門スーパー、冷凍庫も
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による内食需要の拡大に伴い、家庭での調理の負担が増えたことにより、手軽で便利な冷凍食品に対する需要が高まっている。一部の冷凍食品メーカーは増産投資に踏み切り、小売り業界では冷凍食品専門スーパーが店舗展開を加速している。家庭では冷蔵庫の冷凍コーナーがいっぱいとなって...