機能性表示食品市場、20年度は11%拡大 生活習慣病予防関連が好調
矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2021年版 健康食品の市場実態と展望 ~市場分析編~」によると、2020年度の健康食品市場規模(メーカー出荷金額ベース)は8680億1000万円と、前年度比0.7%増を見込む。 新型コロナウイルスの影響で、インバウンド(訪日外国人客)需要激減の影響...
身近になった「代替肉」 タンパク質が足りなくなる? 畑中三応子 食文化研究家
いよいよ「代替肉」が身近な食べ物になってきた。「フードテック」という用語も、耳にすることが多くなっている。食(フード)と科学技術(テクノロジー)を合わせた造語である。(上の写真はイメージ) 欧米では先端テクノロジーを駆使した食料生産と食品加工、調理やサービスの開発などが急速に発達している。この分...
機能性表示食品がけん引へ 安定期に入る健康食品市場 飯塚智之 矢野経済研究...
コロナ禍で健康に改めて向き合う機会が増え、外出の自粛による在宅時間の増加など、新しい生活様式に伴うストレス、運動不足による体重増加をはじめ身体上、精神上に抱える悩みが増える中、その対処法の一つとして注目されるのが食品である。 特に新型コロナウイルス感染症の予防策として免疫機能に対する関心が高まり...
ちくわ2本で筋肉量アップ ニッスイ、「速筋タンパク質」アピール
スケトウダラ(スケソウダラ)の身に多く含まれる「速筋タンパク質」を1日4.5g食べると、下肢の筋肉量が約1.5%アップした、とする研究結果を、日本水産などがこのほどまとめた。 スケトウダラはかまぼこやちくわの原料として使われることが多く、製品によって含有量は違うが4.5gはちくわ約2本(約60g...
NZキウイで手軽に栄養摂取 ゼスプリがシンポジウム
ニュージーランド産のキウイ輸入・販売を手掛けるゼスプリインターナショナルジャパン(東京)はこのほど、東京都内でシンポジウムを開き、新型コロナウイルス感染拡大で消費者の健康志向が強まる中、キウイが持つ免疫力を高める効果や手軽に栄養摂取できる魅力について報告した。 シンポジウム前半では、ニュージーラ...
しあわせチーズ工房の幸がグランプリ ジャパンチーズアワード2020
国産ナチュラルチーズの最高峰を決める「ジャパンチーズアワード2020」がこのほど開かれ、しあわせチーズ工房(北海道足寄町)の「幸(さち)」(写真)がグランプリを獲得した。 全国78の工房が出品した233種を審査した。「加熱圧搾/6カ月以上部門」に出品された「幸」は、「熟成した深い旨みにミルクの甘...