令和のドーナツブーム 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
目下、スイーツ界はドーナツブームで沸いている。引き金になったのは去年の3月、東京・中目黒にオープンした「I'm donut?」。これまでの概念を覆す独創的なドーナツのテイクアウト専門店だ。 店名と同じ名前の看板商品は、もちっとしながら空気をたっぷり含み、口中で溶けてなくなりそうに柔らかい。ブリオッ...
主食タイプ充実で市場拡大 完全栄養食、参入企業も増加 川崎順子 矢野経済研究...
少子高齢化と被介護高齢者の増加、コロナ禍のストレス・生活習慣病の悪化、子供の孤食・偏食問題などが取り沙汰される中、現代日本において、健康の維持増進や健康寿命の延伸は国、自治体、企業、個人のいずれにおいても大きな課題となっている。しかしながら、食を中心とした生活習慣の改善が進んでいるとは言い難い。こ...
「ザバス」新ラインアップ アシッドホエイプロテイン配合
明治はプロテインブランド国内売り上げ1位の「ザバス」から、「ザバス アドバンストホエイプロテイン 100 ココア味 280g」と「同ヨーグルト風味 280g」を4月24日に発売した。「同ココア味 900g」「同ココア味 2100g」「同ヨーグルト風味 900g」も5月から、順次リニューアル発売。 ...
使い勝手がよい米粉 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
ご飯(お米)を食べる量が年々減少している今日、新たな米需要を広げる突破口として期待したいのが「米粉」である。(写真:米粉のベシャメルソースは失敗がなく、ドリアやグラタン作りのハードルが下がる=筆者撮影) 日本では上新粉、白玉粉といった米粉が、和菓子の材料として古くから親しまれてきた。米は製粉すると...
手土産需要回復で4年ぶり拡大 22年度の和洋菓子デザート市場 矢野経済研究所
矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2023年版 菓子産業年鑑 ~和・洋菓子、デザート編~」によると、2022年度の和洋菓子・デザート類市場(メーカー出荷金額ベース、予測)は、前年度比2.0%増の2兆1850億円と、4年ぶりに拡大した。(写真はイメージ) 22年度は全国的な行動制限の解除...
関心は「おなか」改善 機能性表示食品、摂取率高い女性60代以上 飯塚智之 矢...
コロナ禍での健康意識の高まりや、新しい生活様式の中で見られる健康問題などを背景に、食品市場で開発・展開が活発化しているのが機能性表示食品であり、このような状況下において、矢野経済研究所は2022年9月に消費者調査を実施し、機能性表示食品に関する認知・摂取状況や関心について、20代以上の5790人か...