【マーケットリポート】中国のコーヒー市場(後編) NNA
今回も前回に引き続き、中国におけるコーヒー市場を見ていく。(写真はイメージ) ■前編のまとめ ・コーヒー製品には、インスタントコーヒー、コーヒーが含まれ、コーヒー飲料は含まれない。主要調査対象は、インスタントコーヒー製造業者とコーヒーチェーン店。 ・2022年度の売上高は1742億元(約3兆660...
NZの酒類消費、15年で最大の落ち込み NNAオーストラリア
ニュージーランド(NZ)の2023年の年間アルコール消費可能量が4億7700万リットルで、前年比4.4%減少と過去15年間で最大の落ち込みとなったことがNZ政府統計局の調べで分かった。統計局は、昨年は悪天候を含むさまざまな課題があった年で、ワインやビールの輸入も減少したと指摘した。(グラフ:ニュー...
企画展「JOZOO-醸造と発酵のせかい-」開催 東京農大 来年4月6日まで
東京農業大学の醸造科学科展「JOZOO -醸造と発酵のせかい-」が、「食と農」の博物館(東京都世田谷区上用賀2-4-28)で12日から開催している。醸造や発酵について作り手、微生物、原料、歴史、科学などさまざまな角度から学べる。入場は無料、来年4月6日まで。 醸造と発酵は、酒、味噌、醤油、漬物、チ...
ワインに挑戦する来福酒造 連載「農大酵母の酒蔵を訪ねて」第17回 稲田宗一郎 ...
原料米と酵母にこだわる来福酒造(茨城県筑西市)の10代目の当主、藤村俊文氏が酒造に使う「花酵母」とは何でしょうか。もともと酵母は、酒蔵に住んでいる酵母から採取されていましたが、バイオ技術が進歩し、酵母を人工的に変化(変異株の造成)させ特定の醸造能力を高める酵母に移りつつあります。 東京農業大学短期...
300年の歴史の中に 茨城県筑西市の来福酒造 連載「農大酵母の酒蔵を訪ねて」第...
1716年に1人の近江商人が江戸幕府に酒を献上しようとこの地を訪ねた。「近江屋」と言う屋号の藤村本家の4代目だった。当時、この地域を取りまとめていた地主「尾見家」が、4代目の「近江屋」を受け入れ、土地を譲ってくれたのが来福酒造の始まりだ。 当主の藤村本家は、8代目までは近江(現滋賀県日野町)に住み...
「プリンセスミチコ」11蔵が勢ぞろい 東京農大開発の花酵母使用
「めぐみネット」で連載中の作家・稲田宗一郎さんのルポ「農大酵母の酒蔵を訪ねて」で取り上げている、花酵母のプリンセスミチコで仕込まれた全国の純米吟醸酒が勢ぞろいした。 プリンセスミチコは、美智子上皇后が皇太子妃の時に英国から献呈されたオレンジ色のバラで、この花弁を使って東京農大が2017年、中田久保...