誰にも負けぬ酒造りの情熱 「東洋美人」の澄川酒造場 連載「農大酵母の酒蔵を訪...
山口県萩市中小川にある澄川酒造場は、米問屋だった澄川家が親戚筋の酒蔵を引き受けて、1921(大正10)年に創業した。中小川という地区は萩市というよりは、島根県境に近い。 今回訪ねた澄川宜史さんは、東洋美人をブランドとして育てあげた4代目の蔵元である。白いコンクリートの長い通路の先に大きな杉玉をつる...
3杯目からうまくなる酒 石鎚酒造、時間かけ作り込む 連載「農大酵母の酒蔵を訪...
日本酒の1回の仕込み量が10㌧を超えるような大型の蔵もあるが、石鎚酒造(愛媛県西条市)は、そうした大規模な仕込みでは出来ない酒造りを基本にしている。蔵元(5代目)の越智浩氏は「1回の仕込み量を原料米600~1000㌔にすれば、きめ細かな酒造りのメリットがでる。その原点は酒造計画書にある」と教えてく...
手土産需要回復で4年ぶり拡大 22年度の和洋菓子デザート市場 矢野経済研究所
矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2023年版 菓子産業年鑑 ~和・洋菓子、デザート編~」によると、2022年度の和洋菓子・デザート類市場(メーカー出荷金額ベース、予測)は、前年度比2.0%増の2兆1850億円と、4年ぶりに拡大した。(写真はイメージ) 22年度は全国的な行動制限の解除...
家族が守った手造りの酒 石鎚酒造、杜氏引退で覚悟 連載「農大酵母の酒蔵を訪ね...
2023年1月10日、新幹線は岡山駅に着いた。13分の乗り換えで特急しおかぜ9号に乗り、瀬戸大橋を渡り、石鎚酒造(愛媛県西条市)のある伊予西条に向かった。 石鎚酒造の蔵元の越智家は、庄屋から廻船問屋、そして、1920(大正9)年に酒造業へと転じ、現蔵元の浩氏が5代目にあたる。4代目の英明氏の時代、...
コナコーヒーでハワイの香り 「ハワイアンパラダイスコーヒー」発売
食料品輸入販売のシーエフシージャパンは、米ハワイ州オアフ島のコーヒー会社が製造するコーヒーブランド「ハワイアンパラダイスコーヒー」の日本正規独占輸入販売契約を締結し、日本で販売を始めた。 輸入販売する第1期の商品は、ハワイ島コナで栽培したコナコーヒーが10%入ったブレンドコーヒー。バニラマカダミア...
「兼重 麦」に総裁賞代表 最高評価の焼酎
浜田酒造(鹿児島県いちき串木野市)の本格麦焼酎「兼重 麦」が、2022酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会で「総裁賞代表」を受賞した。 「兼重 麦」は、厳選した大麦を麦こうじ(白こうじ)で仕込んだ本格麦焼酎。減圧蒸留によって油脂成分の留出を抑えることで、すっきり軽やかな味わいに仕上げたという。 鹿児島県...