農業の労働力確保で議論 農中総研がフォーラム
農林中金総合研究所(農中総研)は15日、オンラインフォーラム「農業分野における労働力確保の課題とJAの取り組み」(協力:共同通信アグリラボ)を開き、農業従事者や研究者のほか、政府・自治体関係者、ジャーナリストらが参加した。 フォーラムでは3人の研究者が講演。花木正夫・全国農業協同組合連合会(JA全...
「ゲノム編集」ってなに? 技術への理解深める必要 前田佳栄 日本総合研究所創...
ゲノム編集の登場により、作物の品種改良が進化しつつある。ゲノム編集は、狙った遺伝子をピンポイントで改変する技術であり、これまで何十年もかかっていた品種改良の期間を飛躍的に短縮することができる。(写真はイメージ) 人口増加や気候変動による食料供給の課題解決にも貢献すると期待されている。 国内では、ゲ...
「大豆肉」のトップランナーへ 原料調達は課題 前田佳栄 日本総合研究所創発戦...
人口増加や経済発展によるたんぱく質の供給不足が世界的に懸念されている中で、代替肉への関心が高まっている。代替肉には、大豆やえんどう豆などの植物性の原料を本物の肉に似せて加工したものと、動物の可食部細胞を組織培養したものの2種類があり、家畜を殺すことなく「製造」できることが特徴だ。(写真はイメージ)...
シェフの"2本の手" 資源守り食文化を未来へ 佐々木ひろこ フードジャーナリ...
2017年5月に活動をスタートした私たちChefs for the Blueは、東京のトップシェフ約30人と事務局で編成したチームだ。日本の水産資源を守り、私たちの食文化を未来につなぐことを目標に掲げ、さまざまなプロジェクトに関わって5年目になる。 私がシェフたちと一緒に啓発活動をしていると話すと...
治水・利水へ水力発電増強を JAPIC提言、既設ダム運用高度化から
日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)は24日、水害対策(治水)と田畑などへの水供給(利水)を両立し、温室効果ガスの削減にもつながる水力発電の増強を求める提言を発表した。(写真はイメージ) この提言はJAPICの水循環委員会(委員長:関克己河川財団理事長)が、「激化する気候変動に備えた治水対策の...
どうする担い手不足 迫られる農政転換 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
5年に一度の農林業センサスで農業就業者数の減少が深刻だ。新規就農者数(2019年)も全体では横ばいだが、うち49歳以下は2年続けて2万人を割り、農業の担い手不足に不安が高まっている。(写真はイメージ) 農業白書はコロナ禍を受け「食料自給率向上や食料安保への期待が高まっている」としたが、農業現場の実...