養液栽培市場22年以降拡大へ 新規参入、政策支援が追い風
(写真はイメージ) 矢野経済研究所は、養液栽培システムの市場規模が新規参入の増加や政府・自治体の政策支援を背景に中期的には拡大傾向にあり、新型コロナウイルス感染拡大が収まれば2022年に増勢に転じるとの見通しを明らかにした。 20年に発刊した市場調査資料「拡大する施設園芸の市場実態(20年版)」によ...
輸出目標「2030年に5兆円」 野上農相、年頭所感で意欲
野上浩太郎農林水産相は年頭所感を発表し、輸出促進を重視する農政の基本的な考え方を示した。「産業政策と地域政策の両面から取り組む」とした上で、分野ごとの課題を列挙した。 農林水産物・食品の輸出については、他の政策とは別に冒頭で触れ、「2030年の輸出額5兆円の目標の達成に向け、事業者の後押しや、輸出...
コロナ禍に生かせ「三富新田」 江戸時代から続く循環型農法 長竹孝夫 ジャーナ...
「自然回帰」に「地方移住」...こうした現象が各地で起き始めている。田舎に一戸建て物件や山を買い求める。「家族農業」や「小さな農業」も見直されている。コロナ禍社会の一つのあるべき姿を求め、江戸時代から落ち葉堆肥を使った循環型農法を実践する埼玉県南西部の「三富新田」などを歩き、暮らしのヒントを探った...
森林生態系の恩恵の評価は「東高西低」 農林水産政策研が試算
農林水産政策研究所は、山で感じる心地よい空気や景観の美しさなど、森林生態系から受ける恩恵を数値化して都道府県別に試算した。 その結果、森林生態系の評価が最も高いのは東京都、最低は高知県で、全体として東日本が西日本よりも高い傾向を示した。 気候変動や人間活動の影響によって生態系から受ける価値の損失が...
8割が「年越しそば」や「お節料理」楽しむ 農水省調査
農林水産省がまとめた「国民の食生活における和食文化の実態調査」によると、正月・大みそかに約8割の人が、お節料理、年越しそば、餅、雑煮といった「行事食」を楽しむと回答した。(写真はイメージ) 季節の行事や家族の誕生日など特別な日に関連した食事をするかどうかを、行事ごとに聞いたところ、「正月・おおみそ...
「養液土耕」に挑む ハウス整備費の負担減へ 連載「きゅうりタウン構想 徳島・...
徳島県海部郡で進められている「きゅうりタウン構想」は、2015年度のスタートから5年が過ぎた。構想は10年間。折り返しを迎えた。 海部郡内3町、県、JAかいふでつくる海部次世代園芸産地創生推進協議会が、10年後の目指す姿として掲げた数値目標は▽栽培面積10㌶(15年度5.6㌶)▽10㌃当たりの収穫...