外食売り上げコロナ前超え 週間ニュースダイジェスト(11月20日~26日)
10月の外食売上高が前年同月比で14.8%増と大きく伸び、2019年10月との比較でも5.5%増と、コロナ禍前の水準を初めて上回った(11月25日)。政府の全国旅行支援や水際対策の緩和で客数が戻った。値上げした店舗も多く、客単価も上がった。 業種別ではファストフードが19年10月比18.0%増と、...
夏秋イチゴ生産プランに最優秀賞 若手農業者のビジネスコンテスト 農業経営大学...
農業経営者育成の専門教育機関である日本農業経営大学校(東京都港区、合瀬宏毅校長)は21日、就農した卒業生が経営プランを競う「ビジネスコンテスト」を東京都内で行い、最優秀賞(賞金200万円)は「冬春イチゴの最大収益化と夏秋イチゴ市場獲得計画」とのテーマでプレゼンテーションした井上隆太朗さん(長野県佐...
10月食料値上がり5.9% 週間ニュースダイジェスト(11月13日~19日)
総務省が発表した10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)で、食料の上昇率が5.9%と1981年3月以来、41年7カ月ぶりの大きさとなった(11月18日)。原材料高を背景に、多くの食料品が10月から値上がりしたことが影響した。 総務省の担当者は、伸び率は10月の5.9%がピークになる可能性がある...
慎重な財務運営心がける 農林中金の奥理事長、不安定な金融情勢で
農林中央金庫の奥和登理事長は16日記者会見し、不安定な為替相場や金利の上昇などの金融情勢について「非常に複雑かつ不透明で嵐の中にいるような心象風景だ」と述べ、「慎重な財務運営を心がける」という方針を示した。 同日発表した同金庫の2022年4~9月期連結決算の純利益は、前年同期比81%増の1698億...
農業集落調査は継続 週間ニュースダイジェスト(11月6日~12日)
野村哲郎農相は記者会見で、廃止の方向で検討していた2025年の農林業センサスの農業集落調査について、学識経験者らからの反対を受け、調査方法を見直した上で継続する方針を明らかにした(11月8日)。 農水省は農業集落調査で、個人情報保護条例で集落の事情に詳しい対象者の把握が困難になっていることなどを理...
飢餓撲滅でブラジル・ルラ氏に期待 大統領復帰、成長・福祉の両立に実績 アグリ...
ブラジルの左派労働党のルラ元大統領が、来年1月1日に政権に返り咲く。10月30日の決選投票で現職のボルサナロ大統領を僅差で破った。2003~10年の在任中に貧困対策や飢餓の撲滅で実績を上げており、ロシアによるウクライナ侵攻などで国際的に飢餓人口が増える中、その手腕に強く期待したい。 ルラ元大統領は...