崖っぷち農業をめぐる与野党協議に注目 小視曽四郎 農政ジャーナリスト 連載「...
政府の2024年度補正予算案は、28年ぶりに衆院で野党の修正要求をのんで成立する様変わり。少数与党、石破政権の悲哀だが、年明け以降はいよいよ来年度予算案を巡り、一層ハードルが上がったテーマでの政策協議を迫られる。注目は年度末に向け食料・農業・農村基本計画の策定や農作物の適正な価格転嫁を内容にした法...
豪でも鳥インフル猛威 供給不足で卵の購入制限続く
鳥インフルエンザの感染拡大などによる鶏卵不足から、オーストラリアではスーパーマーケットでの購入制限が続いている。供給不足はさらに1年続く可能性もあるという。(写真はイメージ) オーストラリアでは昨年5月に初めてビクトリア(VIC)州の養鶏所で鳥インフルエンザの感染が確認されて以来、複数の州に感染が...
日本食店数3%増で過去最大 タイ 成長は鈍化、総合和食が1位に NNA
日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所は1月8日、タイで営業する日本食レストランについての調査結果を公表した。2024年は5916店舗で、前年の5751店舗から165店舗、2.9%増となった。07年に調査を開始して以来、店舗数は右肩上がりに増え続けているが、外食産業の競争激化で成長速度は鈍化し...
食品輸出促進で稼ぐ力強化 週間ニュースダイジェスト(1月5日~1月11日)
▼大間マグロに2億円 2番目高値、豊洲で初競り(1月5日) 東京都江東区の豊洲市場で今年最初の取引となる「初競り」が開かれ、276キロの青森県大間産クロマグロがこの日の最高値の2億700万円で競り落とされた。都によると、記録が残る1999年以降で2番目の高値という。 ▼大手企業、賃上げに前向き 経...
コメ交渉の実像伝えず 期待外れの外交文書 アグリラボ編集長コラム
新年を迎えてもコメ相場の高騰が続き、ついに関税を払ってでも米国産を輸入する業者まで現れた。内外価格差の縮小で少し割高でも「量」を確保したいという判断だ。コメは関税を払えば輸入できるが、これまでは国家貿易であるミニマムアクセス(MA)の枠内に封じ込められてきた。 この枠組みができたのが1993年に決...
予算膨張115兆円超え 25年度、歳出・税収最大 週間ニュースダイジェスト(1...
▼農業総産出額2年連続増 23年、コメや鶏卵価格上昇(12月24日) 農林水産省は2023年の全国の農業総産出額が前年比5.5%増の9兆4991億円だったと発表した。増加は2年連続。流通量が減少したコメや、鳥インフルエンザで供給不足に陥った鶏卵価格の上昇が押し上げた。品目別ではコメが8.9%増の1...