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食品輸出促進で稼ぐ力強化  週間ニュースダイジェスト(1月5日~1月11日)

2025.01.14

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 ▼大間マグロに2億円 2番目高値、豊洲で初競り(1月5日)
 東京都江東区の豊洲市場で今年最初の取引となる「初競り」が開かれ、276キロの青森県大間産クロマグロがこの日の最高値の2億700万円で競り落とされた。都によると、記録が残る1999年以降で2番目の高値という。

 ▼大手企業、賃上げに前向き 経団連会長「ベア念頭に」(1月7日)
 経済3団体の新年祝賀会が東京都内で開かれ、集まった大手企業の経営者からは2025年春闘について賃上げに前向きな発言が相次いだ。経団連の十倉雅和会長は終了後の記者会見で「物価上昇に対応するためベースアップ(ベア)を念頭に賃上げしてほしい」と呼びかけた。

 ▼24年サンマ水揚げ58%増 3万8千トン、低水準続く(1月7日)
 全国さんま棒受網漁業協同組合(東京)が発表した2024年の全国のサンマ水揚げ量は、前年比58%増の3万8695トンとなった。2年連続で前年を上回り、過去最低だった22年の1万7910トンから大幅に回復した。ただ近年のピークだった08年(34万3225トン)の1割超にとどまり、依然として低水準が続いている。

 ▼JA会長、コメ離れ懸念 「適正価格求める」(1月9日)
 全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長が東京都内で定例記者会見を開き、高止まりしているコメ価格について「このまま高値基調が続けば消費者がコメ離れする。乱高下ではなく適正価格を求めたい」と述べた。

 ▼食品輸出促進で稼ぐ力強化 政府、訪日客消費も柱に(1月10日)
 政府は農林水産物・食品の輸出促進を議論する関係閣僚会議を開いた。輸出産地などの稼ぐ力を強化するため、インバウンド(訪日客)消費の拡大と食品産業の海外展開を新たな柱に位置付けた。国内外での日本食需要を高め、地域の活性化に貢献する狙い。

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