総裁候補、農政を語らず 結束する農林議員 アグリラボ編集長コラム
事実上の次の首相を選ぶ自民党の総裁選が大詰めを迎えているが、農業に関する政策の議論は深まっていない。各候補は、農村を訪れてトラクターに乗ったり、特産品を試食して「おいしい」と連発したりして農業を大切にする姿勢をアピールしているが、具体的な政策には踏み込んでいない。 「農林水産業を魅力的にする」「食...
豪当局、遺伝子組み換え小麦の試験栽培認可 NNAオーストラリア
オーストラリア連邦政府の遺伝子技術規制局(OGTR)が、アルゼンチンのバイオテクノロジー企業バイオセレス(Bioceres)・クロップ・ソリューションズ傘下のトリガル・オーストラリアに対し、HB4と呼ばれる遺伝子組み換え(GM)小麦の試験栽培を許可したことが分かった。オーストラリアにおけるGM小麦...
タイ産のエビ、児童・強制労働リストから除外 NNA
米労働省が発表した「2024年の児童・強制労働で生産された物品リスト」および「最悪の形態の児童労働(TDAリポート)」で、人身取引被害者保護法(TVPRA)に基づく児童・強制労働の物品リストからタイ産のエビが除外された。魚粉などは新たに指定された。(画像はイメージ) 労働省はタイ産のエビについて、...
G20農相3年ぶり共同宣言 週間ニュースダイジェスト(9月8日~9月14日)
▼マグロ増枠、7月合意維持 米1.8倍、日本に追い風(9月9日) 水産庁は東部太平洋のクロマグロの資源管理などを議論する全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)年次会合で7月の国際合意を維持し、米国の漁獲枠を約1.8倍、メキシコを約1.5倍に拡大することが決まったと発表した。資源量が回復傾向にあること...
頼もしい未来の畜産農家 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載「グリーン&ブ...
畜産を学ぶ高校生が今年も海外から多くを学んだ。農業者間の国際交流を担う組織、公益社団法人国際農業者交流協会が、畜産を担う人材育成を目的に、日本中央競馬会の事業を活用し、農業高校生を海外に送り出している。2024年度も20人が国内の事前研修を経て、豪州で8日間畜産を学んだ。畜産農家や食肉加工場などの...
海人族の縁 連載「旅作家 小林希の島日和」
初めて訪れた場所なのに、なぜか懐かしく想(おも)い、胸がキュッとなる時がある。この不思議な感覚は、これまでにも何度かあったが、強烈に感じたのは、福岡県の志賀島(しかのしま)だ。 博多湾に位置する志賀島は、歴史の教科書でも有名な、「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印が発見された島。歴史ロマ...