Z世代の力 森下晶美 東洋大学国際観光学部教授 連載「よんななエコノミー」
今年9月、東京ビッグサイトにおいて「ツーリズムEXPOジャパン2024」が開催された。ツーリズムEXPOとは、観光関連の産業団体と日本政府観光局などが主催する世界でも最大級の旅行展示会で、国内外の観光地や観光関連産業が商談と観光PRのために年に一度集結する。今年は海外80の国と地域、1384の企業...
フードテック考 鬼頭弥生 農学博士 連載「口福の源」
持続可能な食料の生産・流通・消費を目指す方向性の中で、「フードテック」としてさまざまな技術が開発されつつある。中でもしばしば話題となるのは、生産にかかる環境負荷の大きい肉類の代替となるタンパク質の生産・製造技術である。(画像:心に浮かぶのは恐怖か嫌悪か好奇心か、筆者画) 一口に代替タンパク質といっ...
自公大敗、過半数割れ 週間ニュースダイジェスト(10月27日~11月2日)
▼自公大敗、過半数割れ 立民躍進 第50回衆院選(10月27日) 第50回衆院選は27日に投票、即日開票された。自民、公明両党は公示前の計288議席から73議席を減らし、自民派閥裏金事件の非公認前職3人を含めても定数465の過半数(233)を割り込んだ。裏金事件が響いて大敗となった。立憲民主党は公...
宮崎空港の不発弾爆発に思う 藤波匠 日本総合研究所調査部上席主任研究員 連載...
10月2日、宮崎ブーゲンビリア空港の誘導路において、太平洋戦争中に米軍が投下し、その後発見されることなく土中に放置されていた不発弾が爆発する事故がありました。幸い離着陸中の航空機に影響はなく、大事には至りませんでしたが、終戦から79年が経過して、過去の話となりつつあった戦争の記憶を呼び覚ましました...
大災害多発への農家対策 小視曽四郎 農政ジャーナリスト 連載「グリーン&ブル...
温暖化の進行で農家には夏は鬼門の季節かもしれない。猛暑もさることながら線状降水帯発生による集中豪雨、勢力の強まる台風の度重なる襲来は、時に被災農家から再び立ち上がる気力を奪う。7月末、山形県庄内、最上地方や秋田県南部を襲った線状降水帯発生による1時間86ミリ(山形県酒田市)など記録破りの集中豪雨は...
インドネシアの24年コメ自給率、近年最低へ 政権のアキレス腱、増産計画鍵に N...
インドネシアの2024年のコメ自給率が近年の最低を更新する見通しであることが分かった。NNAが中央統計局のデータを分析した結果、自給率はもみ米で94.5%、精米で90.9%以下となるもようだ。昨年来のエルニーニョ現象が生産に影響したが、農業専門家は来年の生産は上向くと予測する。自給率が低下する中、...