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食農教育の充実が必要 静岡県知事の発言に違和感 アグリラボ編集長の写真

食農教育の充実が必要 静岡県知事の発言に違和感 アグリラボ編集長

年度初めに報じられた川勝平太・静岡県知事の職業差別と受け止められる暴言は、5日の会見でようやく撤回された。その後、焦点はリニア新幹線の着工時期や県知事の後継、果ては退任時期やボーナス受給の妥当性に移っている。 しかし、知事の発言には釈然としない違和感が残った。それは、例示として「野菜を売ったり、牛...

山を手放したい人が増えている  赤堀楠雄 材木ライター  連載「グリーン&ブルー」の写真

山を手放したい人が増えている  赤堀楠雄 材木ライター  連載「グリーン&ブルー...

最近、講師として招かれた林業関係者向けのセミナーで「良い山をつくろう」と呼びかけたところ、終了後に地元の森林組合で役員を務めているという参加者から「今はそれどころじゃない」と詰め寄られた。 その人によると、組合員である森林所有者の多くが意欲をなくしていて、「山を売りたい」という相談が週に3~4件は...

リニア開業34年以降か  週間ニュースダイジェスト(3月24日~3月30日)の写真

リニア開業34年以降か  週間ニュースダイジェスト(3月24日~3月30日)

▼北海道、ヒグマ頭数抑制へ 90年から倍増1.2万頭(3月25日) 北海道はヒグマの保護・管理に関する有識者検討会で、2022年時点の個体数が1990年比で約2.3倍の推定約1万2千頭(中央値)に上り、「絶滅が危惧される水準にはない」と明らかにした。その上で、農業被害が深刻化しているなどとして頭数...

家庭ごみ組成調査  野々村真希 農学博士  連載「口福の源」の写真

家庭ごみ組成調査  野々村真希 農学博士  連載「口福の源」

日本で発生する食品ロス量の推計値は年間523万トン(2021年度)であり、そのうち食品関連事業者から発生するものは279万トン、家庭から発生するものは244万トンである。前者は、食品リサイクル法に基づいて食品関連事業者が定期報告する食品廃棄物量から推計されているが、後者の家庭の食品ロスの推計の基と...

離島漁業から生まれる味のストーリー  佐々木ひろこ フードジャーナリスト  連載「グリーン&ブルー」の写真

離島漁業から生まれる味のストーリー  佐々木ひろこ フードジャーナリスト  連載...

昨年の夏からご縁をいただき、離島の魚を使った商品開発に法人として携わっている。かねてから離島の漁業に興味があった私にとって、実に学びの多いこのプロジェクトは、離島地域で揚がる魚の中から低利用魚などを島ごとに1種セレクトし、それを素材として使ったスープを開発、レトルト化するという楽しいもの。では、ど...

50代以上の女性に国内旅行離れ  森下晶美 東洋大学国際観光学部教授   連載「よんななエコノミー」の写真

50代以上の女性に国内旅行離れ  森下晶美 東洋大学国際観光学部教授   連載「...

国内旅行者延べ数は昨年12月時点で2019年度比85%まで回復しているが、コロナ禍を経て市場の変化がみられる。中期的には17年の6・5憶人をピークに国内旅行者数、旅行回数ともに市場自体が縮小しており、背景には少子化やレジャーの多様化が指摘されている。 そんな中、コロナ禍以降、特に顕著な変化として5...