持続可能な林業に貢献 農中総研、森林クレジットでフォーラム
農林中金総合研究所は9日、「森林クレジットを巡る世界の動向と日本の対応~森林・林業の新たな価値の展望と課題~」とのテーマでオンラインのフォーラムを開き、地球温暖化対策としての森林クレジットの発行は、炭素吸収にとどまらず、森林管理の高度化などを通じて持続可能な森林・林業に貢献し、自然資本の価値評価に...
「高校牛児」日本一に岐阜・大垣養老 和牛甲子園、最多40校参加
授業やクラブ活動で和牛を肥育する全国の高校生が、和牛肥育の取り組みを発表して枝肉の肉質を競う第6回「和牛甲子園」が19、20日、東京都港区の会場で開かれ、総合評価部門の最優秀賞を岐阜県立大垣養老高校(養老町)が受賞した。(写真:同校の発表資料から) 和牛甲子園は将来の担い手候補である高校生の就農意...
「食と農のリスクが顕在」がトップ JA全中の22年5大ニュース
全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長(写真中央)は8日に記者会見し、2022年の「農業・農村・JAに関する5大ニュース」を発表した。トップに「食と農のリスクが顕在化」を選んだ。 中家会長はリスクとして、「低い食料自給率」「農業生産基盤の弱体化」「多発・激甚化する自然災害」「世界的な人口増...
慎重な財務運営心がける 農林中金の奥理事長、不安定な金融情勢で
農林中央金庫の奥和登理事長は16日記者会見し、不安定な為替相場や金利の上昇などの金融情勢について「非常に複雑かつ不透明で嵐の中にいるような心象風景だ」と述べ、「慎重な財務運営を心がける」という方針を示した。 同日発表した同金庫の2022年4~9月期連結決算の純利益は、前年同期比81%増の1698億...
「みんなの食料安保!10,000人シンポ」開催 JAグループ
JAグループ(事務局:全国農業協同組合中央会)は10月13日、「みんなの食料安保!10,000人シンポジウム2022」をオンライン併用で開催した。消費者と生産者が一緒になって食料安全保障を考えるのが狙い。会場の東京コンベンションホール(東京都中央区)に約500人が集まり、オンラインでは全国各地の学...
消費者への働き掛け強める 「国消国産」で中家JA全中会長 共同通信きさらぎ会...
全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長は4日、東京都内で開いた共同通信社の講演会「きさらぎ会」の東京10月例会で、「日本の食と農を支え、未来につなぐ『国消国産』~食料安全保障の強化に向けて~」とのテーマで講演した。 中家氏は国民が必要とし消費する食料はできるだけその国で生産する「国消国産」...